第38回日本四肢再建・創外固定学会(2月7~8日,静岡県富士市 山崎修司会長)に参加し、四肢再建や創外固定に関する最新の知見や技術に触れることができました。快晴の富士山の麓で,新たな治療アプローチについて多くの学びを得る貴重な機会となりました。ホスピタリティーに溢れる素晴らしい会で,会長の山崎修司先生の情熱に感激いたしました。
今回の学会では、イリザロフをはじめとした創外固定の多彩な応用について多くの発表がありました。特に、マイクロサージャリー,内固定と創外固定を組み合わせた治療法は印象的で、重度の四肢外傷や骨欠損に対して機能再建を目指した高度な技術が紹介されました。症例報告では、複雑な外傷や感染症例に対しても創外固定を活用した柔軟な治療戦略が有効であることを再認識しました。
私はスポンサードセミナーとして「脆弱性骨折に対するlizarov創外固定の最前線と骨粗鬆症治療におけるPTH製剤の有用性」の講演をさせていただきました.尊敬する門司順一先生に座長をしていただき,大変嬉しく思います。
第41回日本四肢再建・創外固定学会は宮腰尚久教授が会長をお務めになることが決まりました.同門みんなで盛り上げていきたいと思います。
