月別アーカイブ: 2018年4月

第53回全日本医師剣道大会準優勝(三田基樹)

4月14・15日、岩手県北上で開催された全日本医師剣道大会に出場しました。

北は北海道から南は沖縄まで115人もの先生方が参加され、東医体を彷彿させる大きな大会でした。

私は地区別団体戦で東北Bチーム先鋒として起用頂き、準優勝を勝ち取る事が出来ました。戦績は7戦5勝2分でした。決勝戦では残念ながら敗れてしまいましたが、観ていて感動するような1本1本を拝見する事が出来、とても有意義な試合でした。

このような結果を残すことが出来たのは、整形剣道部を創部して下さった島田洋一教授・医局スタッフの皆様・日頃ご指導下さる道場の先生方・医学部剣道部学生の皆様・家族を始め様々な方に支えて頂いてるからだと感じました。この場をお借りして感謝申し上げます。

剣道には「打って反省、打たれて感謝」という言葉があります。今回の結果に決して満足せず、文武両道を目指し修行に励む所存でございます。

これからも勝負そして1本に徹底的にこだわり、結果を残せるよう稽古を積んで参りますので応援の程よろしくお願い申し上げます。

秋田大学整形外科剣道部烈風会 三田基樹

 

秋田・札幌整形外科合同セミナーテニス大会

4月7日秋田・札幌整形外科合同セミナーの開催に付随し、小泉潟公園テニスコートにてテニス大会が催されました。島田教授からご挨拶いただいた後、両大学教授夫妻によるすばらしい始球式が行われました。その後、大学の威信をかけて、両大学一歩も譲らない試合が展開されました。今大会に標準を合わせ、練習を積み、スキルを磨いてきた成果が試合に表れており、どの試合も見ごたえのあるものでした。

試合は上位リーグ(シングルス4試合、ダブルス4試合)、下位リーグ(ダブルス6試合)に分かれて行い、上位リーグは秋田大学6勝、札幌医大2勝、下位リーグは秋田大学4勝、札幌医大2勝とどちらのリーグも秋田大学が勝利することができました。雪が降る中でも練習に励んだ成果が結果に表れて、とてもうれしく思います。

天候の悪い中、応援に駆けつけていただいた同門の先生方には大変感謝しております。来年は札幌にて第二回テニス大会が行われるため、1年かけてさらにスキルを磨き、再び勝利のご報告ができるよう頑張りたいと思います。

今後ともノーザンファルコンズをよろしくお願い致します。

第8回秋田・札幌整形外科合同セミナー(髙橋靖博)

平成30年4月7日アトリオンにて第8回秋田・札幌整形外科合同セミナーが開催されました。
今回は我々が札幌医大の先生をお招きして、秋田で開催する運びとなりました。
札幌医大より、20数名の先生方がお越しいただきました。
大勢の皆様にご参加いただき、厚く御礼申し上げます。
一般演題は秋田から2題、
塚本泰朗先生より「9軸慣性センサを用いた膝動作解析」、
土江博幸先生より「非定型性大腿骨骨折に対するテリパラチドの効果」
に関して発表していただきました。
続いて札幌側から、
札幌医大の舘田健児先生から「三次元コンピュータシミュレーションによる大腿骨頭すべり症の変形評価」
同じく札幌医大の道家孝幸先生から「ゾレドロン酸の急性期反応に対する予防策」
北海道医療大学リハビリテーション科学部の青木光弘教授から「随意性咳嗽時に於ける体幹深部筋の筋電発現」
以上3題の発表がありました。
実臨床における最近の取り組みから基礎的な研究まで、多岐にわたる発表を拝聴することができました。
特別公演1では「重度四肢外傷を治療するということ」という演題で、
札幌徳洲会病院の副院長・外傷センター部長である辻英樹先生がご講演をしていただきました。
前半はたくさんのGastiloⅢA以上の重度四肢外傷の症例を提示しながら、
一般整形外科医として、デブリードマンの作法など、初期に我々がどのように対応すべきかご教示いただきました。
後半はマイクロサージャーの目線からFix &Flapに関してお話いただきました。
本公演でも「重度四肢外傷ではマイクロとイリザロフを融合」に関して再認識するきっかけとなりました。
明日からの外傷初期対応に生かしていきたいと思います。
特別公演2では秋田労災病院の副院長・整形外科部長である奥山幸一郎先生から、
「腰椎椎体間固定術の変遷と将来像」に関してご講演をしていただきました。
椎体間固定をやり始めた頃の苦労や、多椎間固定における合併症に関してご発表されました。
また手術以外にも、勤労者における腰痛に関する研究に関してもご講演いただきました。
先生のように、いつまでもリサーチマインドを持ち続けながら日々の診療に情熱を注いでいきたいと感じました。
非常に濃密で有意義なセミナーであり、4時間楽しく拝聴することができました。
会の後は、恒例の秋田・札幌医大の懇親会が開催されました。
年齢が近い他大学の先生方との交流は、楽しく且つモチベーションもあがる良いきっかけとなります。
これからも切磋琢磨して、両大学の発展に貢献していきたいと思います。
来年は札幌で開催される予定なので、今後も積極的に参加をして最新の知見を学んでいきたいと思います。