2023年4月19日〜21日の3日間、北秋田市阿仁地区で久しぶりの運動器検診を行いました。
2009年から毎年行っていた検診ですが、コロナ禍もあり2019年以来4年ぶりの開催のようでした。検診では、握力、下肢筋力、背筋力といった筋力測定の他、スパイナルマウスを用いた脊椎アライメントの測定、立ち上がりテスト、2ステップテストといった“ロコモ度”をチェックするテストを行いました。ロコモティブシンドロームとは、骨や関節、神経、筋肉などの運動器の障害が原因で移動する機能が低下した状態のことです。以前から参加されている住民の皆さんにとっては、過去の自分の結果と比較することで、今後の日常生活での運動習慣に活かせますし、初めて参加した皆さんも現状の運動機能を把握する良い機会であったのではないかと思います。
私も実際に「立ち上がりテスト」を行い、10cmの台からの片脚での立ち上がりにやや難儀したので、日々の運動・筋トレをサボらず行おうと心に決めました。
今回も例年通り、秋田大学医学部CC2の6年生3名、CC1の5年生7名にもお手伝いいただきました。住民の方々に優しく丁寧に説明し、測定を行う姿がとても印象的でした。大変お疲れ様でした!
住民の皆さんの健康に少しでもお役に立てるよう、来年度以降もこの運動器検診を継続していく予定です。
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第52回日本脊椎脊髄病学会学術集会(岡本憲人)
4月13日から15日まで、札幌コンベンションセンターで開催された第52回日本脊椎脊髄病学会学術集会に参加してきました。(獨協医科大学整形外科主任教授 種市洋会長)
Akita Spine Group(ASG)からは11題の発表があり、活発なディスカッションが繰り広げられておりました。筆者は発表がありませんでしたが、様々な発表を拝聴させていただき、非常に勉強になりました。
今後秋田からも興味深い研究を発信していけるよう頑張ります。
機器展示会場ではいろんなインプラントを見たり、AO spineブースで入会の約束をしたりと口演以外にも楽しませていただきました。
また、会期中には現地での同門会も開催されました。宮腰教授は残念ながら不在でしたが、多くの先生に参加いただき、非常に盛り上がりました。今後改めてASGとして一丸となり臨床・研究に取り組んでいきたいと感じました。
来年のJSSRに向けて、また再始動していきたいと思います。