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第51回東北北海道ボディビル選手権大会(浅香康人)

8月10日に青森県八戸市で開催された第51回東北北海道ボディビル選手権大会に出場しました。昨年も出場しましたが1点差で優勝を逃し、その悔しさを胸に1年間最大限の努力をして臨みました。

東北北海道各地から35人の筋肉自慢たちが八戸に集結し、ミスター東北北海道の称号を懸けて熱い闘いが繰り広げられました。私はこの集団の中では全体的な筋肉量としては決して多い方ではありませんでしたが、ボディビルの試合は単純に筋肉が大きければ勝てるというものではありません。筋肉を残してしっかりと除脂肪を行い、美しく見せることで評価を得ることができるのです。体表の骨格筋が全て同定でき、臀部の筋線維束が体表から確認できるほどの圧倒的な体脂肪率の低さを武器に大柄な選手を次々と退け、予選・決勝と確実に審査員の評価を得ていきました。

しかし結果は2位。昨年と同じく1点差での2位という内容でした。この1点を追いかけて1年間死に物狂いで弱点の改善に取り組んできましたが、あと一歩及びませんでした。一見結果は同じに見えますが、私にとっては全く異なる意味を持つものになりました。昨年感じた悔しさというものは一切なく、逆に清々しい気分でした。おそらくそれは「やり切った」からだと思います。考え得る最大の努力を日々継続することができ、今の自分が持つ全力を発揮することができたので、それに対する結果がどのようなものであろうと、本質的にはあまり重要ではないように思えました。「目標に向かって努力した時間」そして「作り上げた体」は何物にも代えがたい大きな財産です。

応援してくださった皆様には深く感謝いたします。これからも理想とする体を目指してコツコツと継続的な努力を重ねていきます。

第50回東北北海道ボディビル選手権大会(浅香康人)

8月20日に札幌で開催された第50回東北北海道ボディビル選手権大会に出場しました。考え得る最大限の準備をして挑みましたが、結果は2位で惜しくも優勝には手が届きませんでした。

東北北海道地区から19名の筋肉漢が一つのステージ上に集い、我こそはと己の肉体をアピールし合う、火花が散るような熱い真剣勝負が北の大地で繰り広げられました。

勝負の行方は極限まで除脂肪されたハードな仕上がりの3名による優勝争いとなり、あと一歩というところまで善戦しましたが、1点差という僅差で苦杯を喫することとなりました。今回の敗因はただただ筋量不足、特に大胸筋・広背筋・内転筋群といったメジャーマッスルのボリューム不足であったと分析しています。

今後も運動器の専門家を志す者として臨床・研究・鍛錬の全てにおいて妥協することなく精進して参ります。応援してくださった方々には深く感謝申し上げます。今後ともご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

写真撮影:北海道ボディビルフィットネス連盟 出口憲次様