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秋田市野球肘検診 (村田昇平)

令和7年2月15日、秋田市で「野球肘検診」が行われ参加させていただきました。
秋田大学整形外科からは、本郷道生先生、成田裕一郎先生(南秋田整形外科医院院長)、木村竜太先生、湯浅悠介先生、村田が参加しました。

野球肘検診では我々がエコーでの肘検診を担当させていただき、理学療法士、作業療法士の先生方よりエコー検診、投球フォームチェック、脊柱の評価、スイングスピード測定、投球スピード測定、体操の指導などを行いました。

野球肘には、内側型と外側型があります。
特に「外側型」の離断性骨軟骨炎は、最初はあまり痛みを感じなくても、気づかないうちに進んでしまうことがあります。ひどくなると手術が必要になったり、野球を続けられなくなってしまうこともあります。 野球肘検診は、野球を頑張るみなさんが、これからも長く楽しくプレーできるようにするための大切な機会と考えています。
野球だけでなく、これからの人生でいろいろなことに挑戦できるよう、体を大切にしてほしいと思います。
参加してくれたみなさんがこれからケガせず、どんどん成長していけることを願っています。

日本パラスポーツ医養成講習会 (浅香康人)

2月22日に大阪市長居障がい者スポーツセンターで行われた日本パラスポーツ協会公認パラスポーツ医養成講習会に参加してきました。秋田はモサモサと雪が降っており、往路復路ともに飛行機が無事に飛ぶかという懸念がありましたが、無事に行って帰ってくることができました。

今回秋田県からは私と富永先生の2名が参加し、これで秋田県の認定パラスポーツ医は合計7名になります。2021年の東京オリンピック・パラリンピックを機に国内の様々なパラスポーツが盛り上がりを見せていますが、パラスポーツ選手にとってメディカルサポートというものが非常に重要であることを認識する必要があります。パラスポーツ選手が抱える障がいには様々な種類があり、四肢の不自由や視覚、聴覚など多種多様です。これらに関する医学的な知識をもった認定医がサポートを行うことで、選手の皆さんが安心して競技を楽しむことができる環境を築くことができます。

講習会では講義のほかに車椅子バスケットボールとボッチャの体験をさせていただきました。実際にやってみると特にバスケットボールでは車椅子を漕ぎながらドリブルをするのが本当に大変でした。しかも通常のバスケットボールと同じ高さにゴールがあるため、車椅子に座っている分ゴールが遠くなります。今までテレビでしか見たことがありませんでしたが、激しいぶつかり合いをしながらこんなに大変なことをやっている選手のすごさを実感しました。

また全国各地から様々な背景をお持ちの先生方が集まっており、交流をして新たな繋がりが生まれたことも非常に嬉しいことでした。こういった繋がりを大切にし、県内のみならずもっと大きな規模でもアスリートの皆様をサポートしていけたら幸いです。

第32回秋田県スポーツ医学研究会(富永健太)

2025年2月15日に第32回秋田県スポーツ医学研究会がWeb開催されました。

まずシンポジウム1として木村竜太先生より「肢体不自由者のスポーツ―登山編―」をご講演いただきました。

木村先生が取り組んでいる肢体不自由者のサポート活動をご紹介いただき、その多様性にとても驚かされました。ご講演の中で山岳ナースが秋田県内に1人だけというお話がありましたがパラスポーツ医も県内に5人だけでありメディカル面でのサポート体制は今後まだまだ伸びしろがある分野だと感じました。自分も現在パラスポーツ医講習を受講中であり今後何かお手伝いができればと思います。

シンポジウム2は筆者の研究内容を紹介させていただきました。今後論文化し、さらに研究として発展させていければと思います。

特別講演Ⅰとして東京慈恵会医科大学葛飾医療センター整形外科 教授 窪田誠先生に「足のスポーツ障害・外傷―Windlass Mechanismと足部の諸問題を中心に」というテーマでご講演いただきました。

足部疾患はなかなかマニアックな部分も多く難しい部分がありますがとてもわかりやすくご講演いただき知識を整理することができました。

なかでも強剛母趾やフライバーグ病と内側縦アーチの関連はこれまで意識したことがなかった部分であり今後目が離せない研究分野だと感じました。

特別講演Ⅱとして秋田大学大学院医学系研究科医学専攻 病態制御医学系 精神科学講座 教授 三島和夫先生に「運動、アスリート、そして睡眠の深い関係」というテーマでご講演いただきました。

アスリートにとって重要な“睡眠”について様々なトピックを交えてご紹介いただきましたが、怪我との関連やムズムズ脚症候群、女性アスリート特有の問題などどれもとても興味深い内容でした。特にNBA選手を対象とした研究で夜間にSNS投稿をすると翌日のパフォーマンスが低下するというものはアスリートに睡眠の大切さを伝えるのにとてもよいものだと感じました。

整形外科医だけではなく内科の先生方もご参加いただけるこの会はとても貴重な交流の機会だと思います。

今後さらに発展させていけるように自分も尽力できればと思います。 共催いただいた秋田県医師会・久光製薬株式会社様、ご後援いただいた秋田県スポーツ協会の皆様にもこの場を借りて深謝いたします。

第4回東北サッカードクター会(尾野祐一)

2024年11月23日に秋田市で第4回東北サッカードクター会が開催されました。この会は、
東北のプロサッカーチームのドクターが集まって親睦を深める会です。前半は秋田市の体
育館をお借りして、フットサルを行いました。19名が参加しましたが、サッカードクター
ということで、サッカー経験者が多く、白熱した試合を繰り広げました。後半は、さとみ
温泉での懇親会です。飲食を楽しみながら、症例検討会を行って熱い議論も交わしました


2024年11月現在、J1リーグには東北のチームはいない状況です。他地域に比べ、サッカー
は後塵を拝していますが、メディカルでの連携を深めて、東北のサッカー会を支え、いず
れは東北から数チーム、J1リーグに在籍するような状況になってほしいと願っています。

第98回日整会親善サッカー大会東北予選(尾野祐一)

2024年10月5日~6日に日整会親善サッカー大会東北予選が秋田で開催されました。秋田大学は、コロナ感染時期の活動中止などもあり、実に6年振りの参加となります。今年は6大学が参加し、トーナメント形式で2日間に分けて試合が行われました。

秋田大学は、組み合わせの結果2日目からの参戦となり、勝ち上がってきた弘前大学と試合です。

結果は・・・0-8の大敗でした・・・。戦力差を痛感しました。初参加の間杉先生、長岡先生がゴールの匂いをするプレーをみせてくれたので、今後に期待です。

大敗したものの、秋晴れの中、芝生の上でサッカーをやれたのは非常に楽しかったです。新戦力の加入を願いつつ、来年も頑張りましょう!!

令和5年度職員バレーボール大会 (渡辺 学)

2023年10月23日に約4年ぶりとなる職員レクリエーション行事が開催されました。今年はバレーボール大会という事で医局から木村先生、佐藤先生、河原木先生と自分が参加してきました。

バレーは半月板やACL損傷、アキレス腱損傷などの怪我が多い競技であり入念な準備運動を行ったうえで試合に臨みました。18時30分から第1試合開始でしたが、開始時間に人数が足りず1回戦の1セット目は不戦敗という結果でした。しかし途中から人数がそろったため2セット目から通常通り試合を行い、見事に逆転勝利をつかみました。

決勝では河原木先生の鋭いスパイクが炸裂しポイントを重ねていきましたが、相手の巧みなカバー力を前に決めきれない展開もあり、次第にこちらのミスが目立つようになりセットを取られてしまいました。2セット目はサーブとブロックで点を重ねて相手に試合展開を作らせず取る事が出来ましたが続く3セット目も相手のチームワークに翻弄され取り切ることができませんでした。

結果は準優勝という悔しい結果でしたが、看護師さんたちと一緒にスポーツをすることで交流を深めることができました。病院での勤務は多職種連携が必須でありチームワークが大事なためバレーボールにも通ずるところがあるかと思います。今後より一層看護師さんたちを含めスタッフと協力し勤務に励んでいきたいと思います。 もちろん次回の大会では優勝できるよう練習にも励んでいきたいと思います!

第105回全国高等学校野球選手権大会(甲子園)帯同③(阿部寛道)

8月7日〜11日まで第105回全国高等学校野球選手権大会の秋田県代表 明桜高校野球部硬式野球部に帯同させていただきました。

初戦が8月12日ということで、初戦に向けて秋田県内で理学療法士として働く方々と共に、選手たちのコンディショニング、ケアの他、全身状態の確認を行いました。ホテルの一室に設けられたコンディショニングルーム内は非常にリラックスした空間となっており、練習の疲れを癒す最適な場であったと思います。

スポーツの場で活躍するPTの方々の姿を今回の帯同で初めて目の当たりにし、自分自身非常に勉強になり、そして刺激になりました。大変貴重な5日間だったと実感しております。

結果は残念ではありましたが、勝利を目指して直向きにプレーする高校球児たちの姿に胸をうたれ、感動しました。今後もそれぞれの目標に向かって突き進んでくれることを期待しています。

第105回全国高等学校野球選手権大会(甲子園)帯同②(浅香康人)

第105回夏の全国高校野球選手権大会の帯同で阪神甲子園球場に行かせていただきました。

理学療法士の先生方と一緒に選手のメディカルチェックを行い、試合前のコンディショニングを行いました。すべての選手が万全の体調で試合に臨めるよう、コミュニケーションをとりながら入念にケアを行っていきました。

新型コロナウイルス蔓延のためここ数年は様々な制限が設けられてきましたが、久々に制限なしという形で開催されました。満員の会場、吹奏楽団の演奏、応援団の歓声、全てが従来の盛り上がりを取り戻していました。8/12の初戦は天候にも恵まれ、第一試合のため朝8時のプレイボールでしたが、太陽はすでに最高出力で球場を照らしており、選手たちの熱い闘志と混ざり合って甲子園は灼熱のコロッセオと化していました。前半は両校譲らない展開でしたが、後半に得点を重ねられてしまい惜しくも次戦に駒を進めることはできませんでした。

結果は残念でしたが、期間中に選手たちが大きなけがをしたり熱中症になったりせずに日程を終えることができ、ほっとしています。今後もこのような形で陰ながら選手たちを支えていくことで秋田県のスポーツが発展するための一助になればと思います。

第105回全国高等学校野球選手権大会(甲子園)帯同①(渡辺学)

第105回全国高等学校野球選手権大会に帯同させていただきましたので報告させていただきます。秋田大学整形外科は2009年から毎年帯同しておりましたがコロナの影響で帯同できない期間が長く、2019年ぶりの帯同となりました。私は8月3日から6日まで帯同させていただきました。

大阪に降りたった直後から秋田とは違うじりじりとした暑さを感じました。外に立っているだけで汗が止まらず日傘をさしている人がたくさんいるような環境でした。自分の帯同した期間は初戦前の期間でしたので練習後のストレッチなどケアが中心でした。

8月6日に開会式があり参加しました。炎天下の中勇ましく行進する選手たちを見て若さを感じながら、熱中症にならないか心配しておりましたが無事に終えることができました。

短い期間でしたが大きな怪我や体調不良を訴える選手もおりませんでした。貴重な経験をさせていただき、また選手たちと仲良くなることもできて大変有意義な時間でした。甲子園勝ち上がっていけるよう応援しております。

田沢湖モーグルワールドカップ開催! (村田昇平)

2020年2月22日、23日に秋田田沢湖にてモーグルワールドカップが開催されました!

 

秋田大学整形外科も大会ドクターとして参加させてもらってきました.本番前の練習期間もあわせて,井上純一先生,三田基樹先生,筆者,藤井昌先生,齊藤英知先生の総勢5名で行って参りました(最終日には島田教授にもかけつけていただきました).

 

モーグルはコブ斜面を一気に滑走し,2回のエアー(ジャンプ)を組み合わせて行うという種目になり,選手も観客も非常にエキサイトできるスポーツです.ただ,その競技の特性から競技中にケガをすることがあり(最悪なケースとして脊髄損傷を想定しています),迅速かつ細やかに対応できるように毎年準備しております.今年も複数名の選手に故障が発生しましたが,選手や各国のコーチと連携をとりながら,きめ細やかな対応ができたと思います(藤井先生が他国のドクターから”Perfect!!”とコメントをいただいていました).

 
ただ,当然のことではありますが,我々ドクターだけでは完璧といえるような対応はできず,DMAT隊員の皆様(いつも角館病院,蝦名寿仁先生にご協力をいただいております),近隣病院の関係者様,救急隊員の皆様,その他多くの関係者の皆様のご協力をいただくことで,毎年色んなケースに対応できています.帯同活動の際には,今後も人との繋がりを大切にしながら,選手に安心・安全を提供できるように努めていきたいと存じます.また,大会へ快く送り出していただいた職場の先生方にも深謝を申し上げます.