石垣佑樹先生、木村竜太先生、宮腰尚久教授が、秋田県と共同研究している「クマに対する防御姿勢は有効か?」が、臨床整形外科7月号に掲載されます。
これに合わせて、
7月3日(木)18:09〜AKT 「LiveNewsあきた」内でインタビューが放映されます。
県内外で、連日クマの目撃が続いています。
自身の安全のためにも、ぜひご覧いただき、いざという時に備えてください。
石垣佑樹先生、木村竜太先生、宮腰尚久教授が、秋田県と共同研究している「クマに対する防御姿勢は有効か?」が、臨床整形外科7月号に掲載されます。
これに合わせて、
7月3日(木)18:09〜AKT 「LiveNewsあきた」内でインタビューが放映されます。
県内外で、連日クマの目撃が続いています。
自身の安全のためにも、ぜひご覧いただき、いざという時に備えてください。
だいぶ間があいてしまいましたが、無事に過ごしています。
最近はPFに関連して、膝蓋骨置換の要否や二期的置換、関連する因子などを考えることが多く、忙しくも充実した日々を過ごしています。
こちらは3月末にサマータイムとなり、時間が1時間進みました。日本ではあまり馴染みのないサマータイムですが、もともとは明るい時間を長くすることで電気などのエネルギーの節約、屋外での活動を増やし経済活動を活発にすることなどを目的としていたようです。確かに最近はサマータイムのせいもあり、21時をすぎてもまだ外は明るく、たくさんの人が出歩いています。
ボルドーにはMiroir d’eau(ミロワール・ドー)という世界最大級の水鏡があります。冬は凍結防止のために水が止まっていたのですが、5月に入ってから水が出るようになりました。ネットには美しい夜景が水面に反射した画像がたくさんありますが、今は日が長く、夜景がうつった写真をとるのは難しい季節です。日中はミストが出たり、子供たちが水遊びをしたりして、これまた水面に景色がうつった写真をとるのが難しいのですが、なんとかとった写真を載せました。写真をとるのはあまり得意ではありませんが、それでもブルス広場といわれる美しい建築と融合された景色はなかなかに見ごたえがあります。
先日、秋田から塚本先生、高橋靖博先生、河原木先生、石垣先生の4人がボルドーまで来てくれました。リビエール先生の手術を共に見学し、夜は秋田の近況を聞いたり、ASAKGの今後について皆で語りました。遠いボルドーまでわざわざ来てくれた皆に本当に感謝しています。
私の留学もまもなく終わりとなります。半年間はあっという間でしたが、本当にたくさんのことを学ぶことができました。リビエール先生には手術や研究だけでなく、休日にもたくさんのアクティビティに誘ってもらい、ボルドーの文化をたくさん教えてもらいました。違う言語・文化の土地で過ごした経験は本当に大きく、一回りも二回りも成長できた気がします。
このようなかけがえのない経験ができたのも、医局の先生方、そして家族の支えのおかげです。心から感謝し、帰国後も頑張っていきたいと思います。
あまりきれいな写真ではありませんが、水面に反射した建物が見えるでしょうか。日中は子供たちが元気に遊んでいます。
Loic先生と。Robotを使用したKA techniqueをたくさん教えていただいました。
左からRivière先生、私、もう1人のFellowのRoberto、機械出し看護師のJackson。最高のチームでした。
2025年5月、定期的に交流を行っているタイ、バンコクにあるRamathibodi Hospital, Mahidol UniversityからChutinun Assavatanalab(ニックネームはChu)が約1か月間、脊椎手術見学に来ました。
タイからのSpine Fellowとして女性医師が来たのは初です!
大学病院をはじめ、複数の関連施設での脊椎手術を見学していただき、幅広い症例や手術技術に触れていただきました。Dr.Chuは非常にアクティブで、登山を趣味とし、何度も訪日経験があり、また、日本滞在中もジムに通っていました。性格も明るく、誰とでもすぐに打ち解ける社交的な人柄で、スタッフや医学生とも英語で積極的に交流していました。今回の滞在を通して、我々にとっても多くの刺激を受ける機会となりました。
今後もこのような国際的な交流を大切にしていきたいと考えています。
2025年4月27日、秋田キャッスルホテルにて、宮腰尚久教授の還暦祝賀会が執り行われました。本会の発起人である本郷道生教授の開会宣言とともに会は幕を開け、はじめに遠藤博之先生、阿部栄二先生、奥山幸一郎先生から温かいご祝辞を頂戴いたしました。渡部英敏先生からは乾杯のご挨拶をいただき、会場は和やかな雰囲気に包まれました。その後は、宮腰教授との思い出のエピソードを成田裕一郎先生、小林孝先生、鈴木哲哉先生からいただきました。われわれ若い世代は知り得なかった当時の貴重なお話ばかりで、会場は大いに盛り上がり、笑いと感動に包まれました。
その後、美しいピアノの生演奏が会場を彩り、さらに藤井昌先生からは、宮腰教授の似顔絵がデザインされた素晴らしいバースデイケーキのサプライズプレゼントが贈られ、大きな拍手と歓声が沸き起こりました。続いて、テーブル対抗の「宮腰教授にまつわるクイズ大会」が行われ、どのチームも力を合わせて楽しく参加し、会場全体が一体となりました。
会の終盤となり、粕川雄司准教授、野坂光司准教授から記念品の贈呈、久田朱里先生、渡部桃子先生から花束の贈呈が行われました。続いて宮腰教授ご自身から心温まるご挨拶を頂戴し、出席者一同、深い感慨に包まれました。
最後は粕川准教授から閉会のご挨拶をもって、盛会のうちに祝賀会は幕を閉じました。
宮腰教授のこれまでの多大なるご功績に改めて敬意を表するとともに、今後のますますのご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。
(湯浅悠介、村田昇平)
令和7年度秋田大学整形外科合同歓迎会が2025年4月12日ANAクラウンプラザホテルで開催されました。今年は、大学院生4名、看護部6名、リハビリテーション科4名と多くの新入職員の方を迎えての開催となりました。
例年よりも早い4月中旬での開催となり、まだ名前と顔も一致しない方も多かったのではないでしょうか。歓迎会を通じて親睦が深まり、皆さんで協力して秋田大学学部附属病院で一番仲の良い病棟になればいいなと思います!
歓迎会中に行ったミニゲームは皆さん楽しんでいただけましたでしょうか?あんな人やこんな人の昔の写真を見ていただきましたが、こんな機会はなかなかないのではないでしょうか?懐かしい写真があった方も多かったようで、楽しんでいいただけたならよかったです。思い出に残るように写真を残すのは大事なことだと感じました。 今年度も無事に歓迎会を終えることができました。新入職員の方はまだまだなれないことも多いかと思いますが、無理をせず助け合いながら頑張っていきましょう。これからの新入職員の皆様のご活躍をお祈り申し上げます。
歓迎会幹事 石垣 佑樹、久田 朱里
ボルドーに来てから早いものでもう2ヶ月近くなりました。秋田はまだ雪が多いようですが、こちらは最高気温が15度を超えることもあるくらい暖かくなり、半袖で歩いている人もいるくらいです。秋田生まれ秋田育ちの私にとって、こんなに暖かい冬は初めてでとても新鮮です。
生活のリズムはだいぶ整い、クリニックでの手術の流れにも慣れてきました。リビジョンなどの難しい手術を見る機会も増え、また日本にはないインプラントなども知ることができ、日々新鮮な経験ができています。
先日ふと車の話になり、フランスではMT車が非常に多いと聞きました。MT車の方がコスト面で優れ、また地形や道路環境として山道や坂道が多いためエンジンブレーキが有効と考えられているそうです。フランスでの新車販売におけるMT車の割合は2017年で78%、近年はだいぶ減ったそうですがそれでも32%を占めるそうです(日本ではたった1%程度、Chat GPT調べ)。ヨーロッパ全体でも同じような傾向があるようで、特にレンタカーを借りる際には何も指定しないとMT車が出てくるそうです。(AT車は台数が少なく予約が必須だそう)。私は免許こそマニュアルで取りましたが、AT車しか運転したことがありません。せっかく国際免許を持ってきましたが、ボルドーは狭い道が多く、右側通行・左ハンドル、環状交差点、さらにMT車・・・運転のハードルは結構高めです。
もう一つ、フランスの面白い文化を知りました。先日仕事終わりに、「Baby footしに行こう!」と誘われ何のことかわからないままついていくと、バーにテーブルサッカーゲームがありました(写真参照)。フランスではカフェやバーだけでなく、学校や職場の休憩スペースなどにも設置されているそうで、国民的な遊びだということでした。その日はリーグ形式で試合が行われ、その場にいた人と即席タッグを組んでいきなり試合をしました。学生時代に遊びながらかなりの経験を積んでいた男性陣の中にはプロ級の腕前の人もいて相当に白熱した試合が繰り広げられていました。自分のチームはというと、全体の真ん中くらいの順位でしたが、慣れないながらも結構得点できたし、会話ほぼなし(私がフランス語あまり話せないため)でもそれなりのチームワークで親睦を深められました。気分転換にもコミュニケーションにもなる面白いゲームでした。職場の休憩室にもこういうのがあるというのはとても面白い文化だなと感じました。
文化の違いには驚くことや戸惑うこともありますが、新しい発見も多く本当に面白い毎日です。このような貴重な経験ができていることに改めて感謝し、また頑張っていきたいと思います。 à bientôt
第38回日本四肢再建・創外固定学会(2月7~8日,静岡県富士市 山崎修司会長)に参加し、四肢再建や創外固定に関する最新の知見や技術に触れることができました。快晴の富士山の麓で,新たな治療アプローチについて多くの学びを得る貴重な機会となりました。ホスピタリティーに溢れる素晴らしい会で,会長の山崎修司先生の情熱に感激いたしました。
今回の学会では、イリザロフをはじめとした創外固定の多彩な応用について多くの発表がありました。特に、マイクロサージャリー,内固定と創外固定を組み合わせた治療法は印象的で、重度の四肢外傷や骨欠損に対して機能再建を目指した高度な技術が紹介されました。症例報告では、複雑な外傷や感染症例に対しても創外固定を活用した柔軟な治療戦略が有効であることを再認識しました。
私はスポンサードセミナーとして「脆弱性骨折に対するlizarov創外固定の最前線と骨粗鬆症治療におけるPTH製剤の有用性」の講演をさせていただきました.尊敬する門司順一先生に座長をしていただき,大変嬉しく思います。
第41回日本四肢再建・創外固定学会は宮腰尚久教授が会長をお務めになることが決まりました.同門みんなで盛り上げていきたいと思います。
宮腰尚久教授が日刊スポーツで、整形外科のコラムを連載されました。
計13回です。各記事1分ほどで読める、一般の方向けのわかりやすい記事ですので、
ぜひご一読ください。
骨粗しょう症患者は推定1590万人「4大骨折」に要注意. 2025年1月29日配信
(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202501280000764.html)
骨と筋肉を脅かす「オステオサルコペニア」.2025年1月30日配信
(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202501290000854.html)
骨粗しょう症で短くなる寿命、骨折で身長低下も.2025年1月31日配信
(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202501300000565.html)
知らず知らずに起きている骨折. 2025年2月1日配信
(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202501310000487.html)
壁と後頭部に隙間があく場合は胸椎骨折の可能性.2025年2月2日配信
(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502010000683.html)
身長低下で骨折が分かる. 2025年2月3日配信(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502020000692.html)
腰から曲がるとバランスを崩しやすい.2025年2月4日配信
(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502030000700.html)
椎体骨折治療に用いられる方法とは. 2025年2月5日配信
(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502040000755.html)
早期発見、早期治療が肝心.2025年2月6日配信(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502050000549.html)
「前かがみ」首、背中、腰に負担をかける.2025年2月7日配信
(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502060000754.html)
「等尺性背筋運動」が効果的. 2025年2月8日配信(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502070000658.html)
骨粗しょう症検診を活用.2025年2月9日配信(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502080000776.html)
若い頃から骨や筋肉の「貯金」を. 2025年2月11日配信
(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502100000936.html)
湖東厚生病院の若林玲奈先生の記事が、日本整形外科学会広報室ニュースに掲載されました。
記事を転載します。ぜひご一読ください。
2024年12月14日、令和6年度整佑会総会、第20回整佑会特別講演会、秋田大学整形外科大忘年会が行われました。
今年は7人の新入局員を迎え、このような会を盛大に執り行うことができ、大変嬉しく思います。
整佑会総会では、市立大森病院の五十嵐駿先生、中通総合病院の佐藤光先生が整佑会奨励賞を受賞され、受賞記念講演をしていただきました。
その後、整佑会特別講演会が開催されました。まず、秋田大学の土江博幸先生より、「元大阪人による秋田県民への道のり-骨軟部腫瘍との戦い-」と題してご講演いただきました。先生が秋田でご活躍されるまでの歴史と骨軟部腫瘍の症例をご紹介いただきました。症例ごとに切除範囲が異なる難しさに向き合い、次の世代に繋げようと若手教育にもご尽力されている先生の熱意にあふれるご講演でした。また、若手にも分かりやすく出血対策の細かいポイントをご教授いただき、大変勉強になりました。
次に秋田労災病院の木戸忠人先生から「秋田労災病院での20年、腰椎変性すべり症に対するPLIFの術後長期成績」と題してご講演いただきました。PLIF術後に10年以上追跡可能であった症例の、臨床成績と画像成績の調査結果をご教授いただきました。隣接椎間障害の発生は椎間板高の変化量と関連していたという貴重なご報告をいただき、大変勉強になるご講演でした。
1日の締めくくりとして、秋田大学整形外科大忘年会が行われました。秋田県内の整佑会会員の先生方はもちろん、ご来賓の先生方や、大学病院リハビリスッタフ・病棟看護師も多くご参加いただき、盛大な忘年会を開催することができました。
はじめに、宮腰尚久教授、1病棟8階立原恵里子師長よりご挨拶をいただき、整佑会会長の渡辺英敏先生より乾杯の音頭で忘年会が開催しました。今年度も、昨年度に引き続き医局活性化対象、スポーツ大賞、文化藝術大賞の表彰がありました。医局活性化大賞では、秋田厚生医療センター、北秋田市民病院、中通総合病院、秋田赤十字病院、大曲厚生医療センターが受賞されました。新入局員の勧誘にご尽力いただきまして、整佑会会員を代表して感謝申し上げます。スポーツ大賞には、2年連続で浅香先生が受賞されました。浅香先生の筋肉の更なる発達を楽しみにしたいと思います。文化藝術大賞では、書道部副部長の中西真奈美先生が受賞されました。一白水成ラベルチャレンジにて優秀賞を受賞されました。これからも、先生の書を見られることを楽しみにしております。受賞された病院、先生方、本当におめでとうございました。
その後は、部活動紹介やビンゴ大会を行い、粕川雄司准教授の乾杯の中締めで忘年会の幕を閉じました。お忙しい中多くの人にお集まりいただきました。120名を超える多くの方にご出席、ご協力いただき会を無事に開催することができました。この場をお借りして、忘年会幹事一同心より感謝を申し上げます。
来年もより良い1年となるように励んでまいりますので、ご指導ご鞭撻の程何卒よろしくお願い申し上げます。