だいぶ間があいてしまいましたが、無事に過ごしています。
最近はPFに関連して、膝蓋骨置換の要否や二期的置換、関連する因子などを考えることが多く、忙しくも充実した日々を過ごしています。
こちらは3月末にサマータイムとなり、時間が1時間進みました。日本ではあまり馴染みのないサマータイムですが、もともとは明るい時間を長くすることで電気などのエネルギーの節約、屋外での活動を増やし経済活動を活発にすることなどを目的としていたようです。確かに最近はサマータイムのせいもあり、21時をすぎてもまだ外は明るく、たくさんの人が出歩いています。
ボルドーにはMiroir d’eau(ミロワール・ドー)という世界最大級の水鏡があります。冬は凍結防止のために水が止まっていたのですが、5月に入ってから水が出るようになりました。ネットには美しい夜景が水面に反射した画像がたくさんありますが、今は日が長く、夜景がうつった写真をとるのは難しい季節です。日中はミストが出たり、子供たちが水遊びをしたりして、これまた水面に景色がうつった写真をとるのが難しいのですが、なんとかとった写真を載せました。写真をとるのはあまり得意ではありませんが、それでもブルス広場といわれる美しい建築と融合された景色はなかなかに見ごたえがあります。
先日、秋田から塚本先生、高橋靖博先生、河原木先生、石垣先生の4人がボルドーまで来てくれました。リビエール先生の手術を共に見学し、夜は秋田の近況を聞いたり、ASAKGの今後について皆で語りました。遠いボルドーまでわざわざ来てくれた皆に本当に感謝しています。
私の留学もまもなく終わりとなります。半年間はあっという間でしたが、本当にたくさんのことを学ぶことができました。リビエール先生には手術や研究だけでなく、休日にもたくさんのアクティビティに誘ってもらい、ボルドーの文化をたくさん教えてもらいました。違う言語・文化の土地で過ごした経験は本当に大きく、一回りも二回りも成長できた気がします。
このようなかけがえのない経験ができたのも、医局の先生方、そして家族の支えのおかげです。心から感謝し、帰国後も頑張っていきたいと思います。


あまりきれいな写真ではありませんが、水面に反射した建物が見えるでしょうか。日中は子供たちが元気に遊んでいます。

Loic先生と。Robotを使用したKA techniqueをたくさん教えていただいました。

左からRivière先生、私、もう1人のFellowのRoberto、機械出し看護師のJackson。最高のチームでした。