秋大整形の筋肉代表、浅香です。 第12回柔道医科学研究会および第2回柔道救護担当者講習会が宮城県で開催され、当講座からは柔道部OBの私と木村先生が参加いたしました。
研究会ではシンポジウム「地方での柔道大会運営の現状」において、私から秋田県における柔道競技に対する救護活動の現状について発表をさせていただき、各県の取り組みや今後の課題などを共有する貴重な機会となりました。 全体を通して、柔道に関する様々な問題点や疑問点をテーマにしたユニークな演題が多くあり、大変勉強になりました。

救護講習会では、実際の試合において外傷等が発生した場合の対応について詳細に講義をしていただき、止血等の基本的な処置から脳震盪や頸椎損傷に対する適切な固定・搬送方法まで幅広く知識を深めることができました。

コンタクトスポーツである柔道にはどうしても外傷のリスクがつきものですが、適切な予防策を講じ、また外傷発生時の対応を明確にして入念な準備をしておくことで、選手の皆様が安心して競技に集中できる環境を作ることができるのではないかと改めて感じました。
引き続き我々秋田大学整形外科は県内スポーツに対する様々なサポート活動を行ってまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。