2月22日に大阪市長居障がい者スポーツセンターで行われた日本パラスポーツ協会公認パラスポーツ医養成講習会に参加してきました。秋田はモサモサと雪が降っており、往路復路ともに飛行機が無事に飛ぶかという懸念がありましたが、無事に行って帰ってくることができました。
今回秋田県からは私と富永先生の2名が参加し、これで秋田県の認定パラスポーツ医は合計7名になります。2021年の東京オリンピック・パラリンピックを機に国内の様々なパラスポーツが盛り上がりを見せていますが、パラスポーツ選手にとってメディカルサポートというものが非常に重要であることを認識する必要があります。パラスポーツ選手が抱える障がいには様々な種類があり、四肢の不自由や視覚、聴覚など多種多様です。これらに関する医学的な知識をもった認定医がサポートを行うことで、選手の皆さんが安心して競技を楽しむことができる環境を築くことができます。
講習会では講義のほかに車椅子バスケットボールとボッチャの体験をさせていただきました。実際にやってみると特にバスケットボールでは車椅子を漕ぎながらドリブルをするのが本当に大変でした。しかも通常のバスケットボールと同じ高さにゴールがあるため、車椅子に座っている分ゴールが遠くなります。今までテレビでしか見たことがありませんでしたが、激しいぶつかり合いをしながらこんなに大変なことをやっている選手のすごさを実感しました。
また全国各地から様々な背景をお持ちの先生方が集まっており、交流をして新たな繋がりが生まれたことも非常に嬉しいことでした。こういった繋がりを大切にし、県内のみならずもっと大きな規模でもアスリートの皆様をサポートしていけたら幸いです。

