第62回秋田県脊椎脊髄病研究会(渡辺学)

2025年3月1日秋田市にぎわい交流館AUで午前中にハンズオンセミナー、午後に第62回秋田県脊椎脊髄病研究会が開催されました。今回の当番幹事は秋田労災病院の佐藤千晶先生でした。

ハンズオンセミナーは例年通りメーカーの方々へ協力いただきドライボーンを用いたスクリュー刺入を経験させていただきました。実際に入れたことのあるスクリューも多いですが講師の先生方へ質問しながら手を動かしているとTipsなど聞けて勉強になりました。そろそろ講師側に回るのかなと思うと緊張します! また今年はFESSもありました。実際にはあまり触れる機会がなかったですが、小さい傷で手術ができるため今後必要な手技になるかなと思いました。

午後の研究会ではまずは秋田労災病院の奥山院長先生から高齢者の脊椎手術後せん妄の検討という事でレクチャーいただきました。全国No1の高齢化率を誇る秋田県では特に必要な内容であり勉強になりました。一般演題では若手の先生を中心にたくさんの演題発表がありました。質疑応答も活発に行われており興味深かったです。

特別講演にはドイツのオッフェンバッハにあるSana ClinicからAndrei Slavici先生に来ていただきご講演をいただきました。以前尾野先生と幹事の千晶先生が勉強に行ったことのある病院の先生で、とても若いですがたくさんの手術経験のある先生でした。脊椎の腫瘍性病変へのセメントスクリューを用いた症例がたくさんありました。

今回最優秀演題賞には秋田赤十字病院の間杉先生が選ばれました。難しいOVFに対して治療を行った1例でしたが術後症状の改善ときれいなレントゲン画像が得られており素晴らしい治療だと思いました。また今回からベストディスカッサー賞が新たに創立され、栄えある第1回目のベストディスカッサー賞には秋田労災病院の奥山先生が選ばれました!

今年も昨年と同様に講師を囲う会が開催されました。少し若手が多い印象でしたがとてもたのしく交流ができました。ご講演いただいた先生方、本会開催に当たりご尽力いただきました方々に心より感謝申し上げます。