2025年2月1日(土)、仙台で開催された 第46回東北骨代謝・骨粗鬆症研究会 に参加してきました。
今年も東北各地の施設から、基礎研究から臨床に至るまで20を超える発表がありました。私自身は昨年に続き、今回が2回目の参加でした。昨年は初めての基礎研究会ということもあり、発表内容の理解に苦戦する場面が多かったのですが、今年はスムーズに内容を把握できるようになり、この1年での成長をひとり感じておりました。
また、今回は大学院での基礎研究の成果を発表する機会もいただきました。大変ありがたいことに、昨年に続き優秀演題賞を受賞することができました。日々ご指導いただいた教室の先生方には心から感謝申し上げます。
特別講演 では、東都春日部病院の田中伸哉先生より、「骨と副甲状腺ホルモンの生理的役割と骨折抑制」についてご講演いただきました。骨代謝や骨粗鬆症治療薬のメカニズムを非常に分かりやすく解説していただき、改めて病態を深く理解することの重要性を実感しました。これにより、どの症例にどの薬剤を選択すべきかをより明確に考えられるようになり、大変勉強になりました。
研究会の最後には、他施設の先生方との意見交換会がありました。昨年は初対面の先生が多く緊張してしまい、十分な交流ができませんでしたが、この1年間で基礎系の研究会や学会に積極的に参加した結果、多くの先生方に顔を覚えていただき、今年はより深い交流を持つことができました。
この4月からは大学を離れ、市中病院での勤務に戻りますが、大学院で培った知識や経験を生かし、臨床と研究の両面で引き続き頑張っていきたいと思います。

