2025年2月21〜22日の2日間に渡り、名ポートメッセなごやにて岐阜大学大学院医学系研究科整形外科学教室の秋山治彦先生会長の元、第55回日本人工関節学会が開催されました。学会のテーマは「セレンディピティのすヽめ」でしたが、これからの臨床や研究につながる出会いがあった方も多かったのではないでしょうか。
学会中いくつかのセッションを聴講させていただきましたが、1番印象に残っているのは、Debate sessionの「TKA MA or KA-TKAを語る」です。MA派とKA派の先生がそれぞれの立場から、それぞれの考えをぶつけ合う討論を繰り広げており、自分の信念を持って日々の診療に臨まれていることを感じました。筆者はTKAの症例数も少なく公平な立場でDebateを聞くことができましたが、よりよい治療成績につながるようにお互いが切磋琢磨できればいいのではないかと思いました。
1日目の夜には当教室の関節Groupの学会参加者が集い、人工関節学会2025大ジョイントミーティングin名古屋が開催されました。今年も大曲から多くの研修医の先生がご参加していただいたこともあり、16名の先生方にお集まりいただき、大いに盛り上がりました。若手からベテランの先生まで参加されており、とても楽しい会となりました!
来年度は2月26〜27日の日程で、グランキューブ大阪(大阪国際会議場)で開催されます。来年は演題を出せるように、日々の診療や研究を行っていきたいと思います。

