11月7日(土)、第6回秋田県足の外科・創外固定研究会が開催されました。多数のご参加をいただきました。特にヤングドクターの目の輝きは素晴らしかったと思います。
特別講演は聖マリアンナ医科大学教授 仁木久照先生と長崎の牧野佳朗先生からいただきました。どちらも、自分にとっては大変有意義かつ、時間があっという間で、それはもうグイグイと引き込まれる内容のお話でした。仁木教授は日本の、そして世界の足の外科をリードされている方で、リウマチ足、スポーツ、扁平足など多方面で業績を出し、ご活躍中でございます。 私の留学先のBoss、Brodsky教授もことあるごとに『Nikiの論文では。。。』と説明に引用されておりました。牧野先生は昨年いらして頂いた寺本先生率いる長崎Ilizarov研究会の主力メンバーであり、AIMGが推奨する『牧野式牽引』の開発者としても有名です(脊椎の講演で佐世保を訪れた島田教授と、夜を徹してIlizarovを語り合ったことでも有名です)。
ミニレクチャーでは、柏倉先生からエコーとCTの新たな可能性をお話いただきまして本当に勉強になりました。非常に濃い内容でした。一般演題も8つ、しかも全てが素晴らしい内容でした。県レベルの足の外科・創外固定関連に、テコ入れもせずに一般演題が8つ集まるというのは、島田教授主導で始まったAFG、AIMGの層が厚くなった表れと感じました。最優秀演題賞は大学整形外科病棟 佐々木学看護師が受賞されました。非常にレベルの高い研究で、AIMGの臨床スコアの好成績は、看護師の方々の頑張りに支えられていることを強く印象づけられたと思います。
世話人会では今後の業績アップに向けて、今年の秋田大学整形外科流行語大賞の有力候補(個人的には『準優勝は敗者だ』か『論文合宿』だと思う)のひとつ、『論文合宿』をAFG,AIMG合同で行うことが約束されました。
今後ますますAFG,AIMGを盛り上げて行きたいと思います。今回頑張って下さった全関係者のみなさま、心より御礼申し上げます。