投稿者「akita-u-seikei」のアーカイブ

IFESS Annual Conference 2014 帰朝報告(柴田暢介)

IFESS Annual Conference 2014 帰朝報告
お世話になっております、大学院生3年次の柴田暢介です。
今回、9月にマレーシアはクアラルンプールで開催された IFESS(International Functional
Electrical Stimulation Society) Annual Conference 2014 に参加して参りましたので報告しま
す。
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今回の参加メンバーは左から水谷嵩先生、松永俊樹准教授、私の3人でした。某有名人である水谷先生
の奥様はこの写真をみて「信号機トリオ」と言われたそうです。
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今回ほとんど観光はしなかったのですが、一番印象的だったのがこちら、クアラルンプールのランド
マークであるペトロナスツインタワーです。昼間だと普通ですが、
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夜になるとライトアップされて美しくなります。
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忘れてはならない食レポです。
マレーシア料理(マレー料理)は中華・インド・タイ料理の混じった感じの料理でした。こちらは水谷
先生が調べてくれたお店で、
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肉骨茶(バクテー)という豚肉を漢方のスパイスで煮込んだ薬膳鍋をいただけるお店です。
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松永准教授「・・・・・・」、お口に合わなかったようです。

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私と水谷先生はおいしくいただきました。

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満足です。

 

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さあ学会です!初日のパネルディスカッションでは准教授がFESのアジアのトップランナーとして
参加されました。

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Akita FES Project の紹介もされました。

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学会中このような民族衣装のファッションショーもあり、記念にパチリ(私はホテルに籠もって発表
の練習中)。

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いよいよ発表です!私は当科で以前盛んに行われていた収縮後充血(Post Contraction
Hyperemia)に関しての研究をしています。その途中経過をまとめて発表してきました。

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発表は緊張したもののほぼ練習通りにできました。

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ifess2014_16質疑応答も頭真っ白でしたが必死に乗り切りました。

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夜の懇親会でも催し物がありました。マイケルジャクソンのような車椅子ダンサーや、

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民族衣装でのダンスを披露していただきました。

 

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さあメインイベントの表彰式です!結果は・・・・・・・・・・・・!

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なんと2位でした!

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(賞金何に使おう・・・)

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水谷先生、来年はまかせた!

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以上IFESS Annual Conference 2014 の帰朝報告でした。
今回受賞できたのはこのテーマを与えてくださった島田教授始め、ご指導いただいた松永准教授、い
つも協力していただいているリハビリの先生方、痛みに耐えて実験に参加していただいた被験者の
みなさんのおかげです、本当にありがとうございました。

研修医セミナー報告(秋田赤十字病院整形外科 木村竜太)

H26年11月8日に第11回研修医のための整形外科学セミナーが開催されました。

はじめに私が「研修医だからできる疼痛緩和」の題で研修医の生活や自分が取り組んでいる超音波ガイド下神経ブロックの紹介をさせていただきました。

秋田大学大学院の大内賢太郎先生からは「私の大学院生活-研究とスポーツと肩関節疾患との闘い-」と題して、大学院生の生活や、専門の肩について札幌羊ケ丘病院での研修やハワイでのカダバートレーニングの経験などをご紹介いただきました。またノーザンデーモンズ(野球部)主将としてのご活躍もお話いただきました。これから日本整形外科学会への出場をぜひ叶えてほしいですね。

羽後町立羽後病院の阿部秀一先生から「当施設における運動器疾患の治療について」と題して、羽後病院で行われている整形外科医としての仕事、また地域医療を担う整形外科医の役割に対するお考えなどをご講演いただきました。健康寿命を延ばし、多くの方に元気な生活を提供されている姿に改めて整形外科医の良さを感じました。最後には羽後病院の紹介ビデオとして作成した恋するフォーチュンクッキーの動画を流されましたが、とても病院の良さが出ている動画でした。ぜひyoutubeにもUPして欲しいです。

当日は6名の初期研修医の先生方が参加され、たくさんの質問をいただきました。ありがとうございました。ぜひこれから一緒に秋田の整形外科を盛り上げていきたいです。

今後も本セミナーは定期的に開催予定ですので興味のある研修医、学生の方はぜひご参加下さい。

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由利組合総合病院初期研修医の阿部和伸先生からは、質問タイムに地元羽後病院への熱い思いを伝えていただきました。

股関節学会に参加してきました(木島 泰明)

第41回日本股関節学会学術集会が、2014年10月31日から11月1日まで、新宿の京王プラザホテルで行われました。本学会にはAkita Hip Research Group(AHRG)から、小西副会長、田澤vice-director、鈴木紀夫先生、木島の4名が参加しました。股関節学会の会員数は2700名に上るそうですが、本学術集会も初日の昼の時点で医師だけでも800名以上の参加とのことで、大変盛況な学会でした。

小西副会長によると、以前の股関節学会は骨切り術が主体だったのとことでしたが、今ではやはり変形性股関節症に対するTHAの演題が多数を占めていました。特に進行期・末期股関節症に対する関節温存手術のパネルディスカッションではRAOの演題はなく、大腿骨の外反骨切りを併用したChiari骨盤骨切り術と鏡視下デブリドマンのみでした。しかし、前・初期の股関節症に対してはRAOや臼蓋棚形成術が選択されるという発表が多いです。

一方で、最近はfemoroacetabular impingement(FAI)や股関節鏡の演題が大変増えています。JOSKASなどの関節鏡やスポーツの学会では、股関節鏡の手技や成績に関する発表が多いのに対し、股関節学会ではFAIや関節唇損傷の病態や発生機序などについての考察がなされる発表が多い印象でした。特にFAIに関しては、その定義や診断基準を世界的に決定していこうという大きなプロジェクトが動いており、それに向けたシンポジウムも組まれていました。

秋田からは小西副会長がTHAのアプローチの違いによる成績の違いを発表され、木島がAHRGを代表して、AHRG全施設で行ったTHA術後満足度調査の発表と、秋田大学を代表して変形性股関節症の痛みの要因に対する調査の発表を行いました。来年の股関節学会は2015年10月30日と31日に大阪で行われます。来年は駅伝大会に重ならないので、ぜひAHRG全員での参加を目指したいと思います。

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学会初日前夜に行われたAHRG meeting in六本木