当科名誉教授の島田洋一先生が、日本義肢装具学会飯田賞本賞を受賞されました。
受賞理由は「永年の先端機器を用いたリハビリテーション医療に関する研究と実践」です。
義肢装具分野でも、装具と機能的電気刺激(FES)のハイブリッド、そしてリハビリテーションロボットの臨床導入にご尽力され、学会では副理事長ならびに2019年度の第35回日本義肢装具学会学術集会大会長を務められました。
島田洋一名誉教授のご健勝とますますのご活躍を心より祈念申し上げます。
当科名誉教授の島田洋一先生が、日本義肢装具学会飯田賞本賞を受賞されました。
受賞理由は「永年の先端機器を用いたリハビリテーション医療に関する研究と実践」です。
義肢装具分野でも、装具と機能的電気刺激(FES)のハイブリッド、そしてリハビリテーションロボットの臨床導入にご尽力され、学会では副理事長ならびに2019年度の第35回日本義肢装具学会学術集会大会長を務められました。
島田洋一名誉教授のご健勝とますますのご活躍を心より祈念申し上げます。
本日、2名の先生が新入局の挨拶をされました。
東条 元旗(とうじょう げんき)先生
長岡 佑樹(ながおか ゆうき)先生
お二人とも大曲厚生医療センターで初期研修中です。
医局は教授はじめ、嬉しさのあまり朝からソワソワしていました笑
今後のお二人のさらなる大活躍に期待しています。
2022年6月3日、4日に東北医科薬科大学の小澤浩司教授を会長として第119回東北整形災害外科が開催されました。仙台国際センターでの現地開催とオンラインのハイブリッド型での開催となりましたが私は残念ながら現地開催は叶わずオンラインでの参加となりました。
私は若手症例報告セッションで“骨折を伴わない足関節開放性脱臼に外傷性後脛骨筋腱脱臼を合併した1例”という演題を発表させていただき、幸運にも優秀演題賞をいただくことができました。
稀な外傷である足関節開放脱臼に、これもまた稀な外傷である外傷性後脛骨筋腱脱臼を合併した症例に対し外科的治療で良好な成績を得たという報告です。
バスケットボール中の受傷でしたが術後早期にバスケットボールに復帰することができ整形外科冥利に尽きる症例でした。
昨年の東北整形災害外科学会でも優秀演題賞をいただいており2年連続で受賞することができました。
ご指導いただいた先生方、診療に関わっていただいた全てのスタッフにこの場をお借りして深謝いたします。
今後ともご指導の程何卒よろしくお願い申し上げます。
秋山 美穂子(あきやま みほこ)先生
秋田厚生医療センターで初期研修中です。
スポーツを医療から支えたいとの思いから、整形外科に興味を持っていただき、
本日入局となりました。
秋山先生のご活躍を心より期待しております。
側弯症について、秋田県では、モアレ検診などを用いて積極的に早期発見に努めています。
6月は世界的に側弯症啓発月間とされております。
日本側彎症学会より、早期発見ならびに病気の理解のための動画が作成されました。
ぜひご覧いただき、早期発見、
また周囲の方の病気に対する理解が深まっていただければと思います。
理解と治療のための側弯症TOWN
https://www.sokuwan.jp/patient/
2022年6月3日~4日に仙台国際センターで第119回東北整形災害外科学会が開催されました。今回はハイブリッド開催でしたが、秋田県からの座長・発表者のおよそ半分は現地参加されており、久々に顔を合わせた同門の先生方も多く感じました。
若手症例報告セッション・一般演題においては、若手の演題に対しベテラン医師からの温かい教育的な質疑応答があり、本学会の「若手を育成する」雰囲気を改めて感じ、私自身も現地での発表は良いものだなと感じました。また東北の地方会ということで顔見知った先生方との再会に刺激を受けました。
若手症例報告セッションでは、富永健太先生が優秀演題賞をまた受賞されました。秋田県代表として、学生セッションでは医学科6年生の橋本総くん、若手English Award Sessionでは五十嵐駿先生が発表しました。橋本総くんには「大腿骨近位部骨折ではエリア分類を用いれば学生でも治療方針決定ができるか」という演題を発表いただきました。股関節医・大学院生・学生の3名で、エリア分類とAO/OTA分類などの検者間一致率を検討した演題で、データ収集から発表準備、そして完璧な発表と質疑応答をこなしてくれました。惜しくも優秀賞は受賞できませんでしたが、現在間違いなく秋田県(日本国内?)で最もエリア分類に詳しい男の一人です。治療方針に迷われた際には、ぜひ橋本くんにご一報ください(笑)
秋田県はおそらく全国的にみてもまだ県外出張に厳しい県かと思われますが、学会への現地参加を通して知識・刺激を得られたらと思います。来年の学生セッションで発表したい学生さん、連絡をお待ちしております!
この度,私の論文”Open tibial shaft fracture in a boy with autism spectrum disorder treated using a ring external fixator: A case report” Trauma Case Rep2021につきまして,日本四肢再建・創外固定学会の若手研究者賞を頂くことが出来ましたのでご報告させていただきます.
この受賞は宮腰尚久教授,野坂光司先生,AIMGの皆様初め秋田大学整形外科医局の皆様に日々ご指導いただいたからこそ叶ったものであり,非常に嬉しく思います.この場をお借りして皆様に心より感謝申し上げます.
本論文は,自閉症を有する6歳男児の脛骨骨幹部開放骨折Gustilo1に対し,Ilizarov創外固定を用いて加療したケースレポートになります.一般に,小児脛骨骨幹部骨折の手術加療は成長板の温存が重要になりますので弾性髄内釘が用いられます.弾性髄内釘は低侵襲で有用な手術ではありますが,免荷期間が必要となります.本症例は自閉症の既往があることから安静が保てない可能性があった為,即全荷重可能なIlizarov創外固定を選択致しました.その結果,安静度制限を設ける必要も無く良好な経過を辿ることが出来ました.以上より自閉症などにより安静を保てない可能性のある小児脛骨骨幹部骨折にIlizarov創外固定は有用である,と考えられました.
Ilizarov創外固定の強固な固定力により早期に除痛が得られた事が,患者様の離床に加え精神的な安定に繋がった,と強く感じた症例でした.
今後も目の前の患者様一例一例に全力で取り組み,より良い治療を提供できる外科医を目指して参りたいと思います.また,その成果をoutputする場として積極的な学会発表・論文執筆に繋げて参りたいと思います.若輩者ではございますが,精進して参りますので今後ともご指導ご鞭撻の程何卒よろしくお願い申し上げます.
東北骨代謝・骨粗鬆症研究会は昨年より昨今の新型コロナウイルスの情勢を踏まえ完全オンライン開催となっておりましたが、今年の参加者は100人を超え、専門の科を跨いだ質疑応答や議論によりオンラインにも関わらず例年以上の盛り上がりとなりました。
当教室では自分と原田俊太郎先生と野坂光司講師から、関連病院では秋田労災病院の奥山幸一郎院長、中通総合病院の湯浅悠介先生、由利組合総合病院の三田基樹先生からの発表がありました。
ミニレクチャーでは、新潟リハビリテーション病院整形外科の山本智章先生から、日本における骨形態計測学の歴史と基礎についてご講演頂き、私を含めた大学院生には特にためになるレクチャーとなりました。
特別講演では、りんくう総合医療センター腎臓内科主任部長兼血液浄化センター長の重松 隆先生から「慢性腎臓病に伴う骨ミネラル代謝異常と骨粗鬆症の接点」という題でご講演頂きました。慢性腎臓病患者に対する骨粗鬆症治療で注意すべき点や、今後の展望などについて詳細にご講演頂き大変勉強させて頂きました。
また、私個人としては現在大学院で研究している内容に直接的にリンクすることであり大変有意義な時間でした。
そして今回、私の演題である「アデニン誘発型慢性腎臓病モデルラットにおけるエテルカルセチドとテリパラチドの骨に対する効果」が一般演題基礎部門で優秀賞に選出されました。
近年、高齢化とともに慢性腎臓病患者や透析患者は増加しています。本研究では、慢性腎臓病に伴う骨ミネラル代謝異常(CKD-MBD)や二次性副甲状腺機能亢進症に対する治療薬であるカルシウム受容体作動薬のエテルカルセチドと、骨粗鬆症治療薬であるテリパラチドとの併用効果を、ラットを用いた動物実験で検討しました。慢性腎臓病患者では、ステージが進行期に至ると骨粗鬆症治療に使用できる薬剤が制限されるといった問題点があり、高齢者に多く骨折リスクの高い慢性腎臓病患者に対して十分な骨粗鬆症治療ができないこと、治療の選択肢が限定されていることは今後の課題と言えます。
本研究は現在使用の制限のあるCKD患者に対するテリパラチドの効果を検討し、今後の慢性腎臓病患者や透析患者に対する骨粗鬆症治療の選択肢に新しい可能性を提案することを目的としております。
そのような背景のもと本研究を開始し、その成果が由緒ある本学会において評価されたことは至上の喜びです。
また、今回本教室の野坂光司講師も臨床部門で優秀賞に選出されております。大変おめでとうございます。骨代謝を専門とされる宮腰尚久教授の新体制が始まったばかりの当教室において、大変喜ばしいニュースとなったのではないでしょうか。
今回受賞できたのは、宮腰教授をはじめ、骨代謝グループの先生方のご指導と、大学院生、実験助手の工藤さん、実験に関わる全ての方々のご協力のおかげであります。皆様を代表して頂いた賞であり、この場をお借りして改めて皆様に深く感謝申し上げます。今後はさらに研究を続け、その成果を国内外での学会発表や、論文として世に送り出すために今後も精進して参ります。今後ともご指導の程何卒よろしくお願い申し上げます。
2021年10月から宮腰尚久先生が秋田大学大学院整形外科学教室の教授にご就任され、秋田大学整形外科学教室開闢以来、初の文化部である「書道部」が設立されることになりました。この度、初代部長に選出されました齊藤英知です。書道部の活動指針として「本書道部の目的は、文化的な活動「書」を通じて人間の尊重と人格の形成を育み、整形外科への学生の勧誘とその育成すること」と定めました。
なぜ、書道を始めようと決心したかといえば、現在47歳となるまでスポーツと運動器疾患に関わる診療を行って参りましたが、何か芸術的素養も研鑽したいという思いを以前からずっと抱いておりました。そこで、以前からご縁がありました長沼雅彦先生(秋田大学名誉教授、書道、現秋田県書道連盟理事長)に2021年9月より師事することに致しました。
書の練習は、週1回、お手本を頂き、週末の時間のある時に集中して書くことしかできませんでしたが、この度、初めての作品を本書展に展示して頂けたということで非常に嬉しく、また、普段とは違った達成感を得ることができました。
展示していただいた作品は2点です。いずれも長沼雅彦名誉教授にお手本を頂き書き上げました。
作品解説
作品1 「池春芳竹合庭午落花閑」いけはるにしてほうそうがっしていごにしてらっかかんなり(池のほとりは春めいて芳しい草葉は繁り、ちょうど昼下がりに花が静かに散り落ちている)
明代の易恒という詩人の作品のようです。フォントは隷書といって後漢の時代に形作られた書体で、波磔 (はたく)と言って、波のようにうねって見える線が特徴で、一文字一波磔というルールがあります。
作品2 「人盡楽」ひとたのしみをつくす(この3文字の意味は、人それぞれ感じることは異なると思いましたが、私は、コロナ禍の閉塞した世の中で、この2年間、いろいろと不自由で我慢する生活を強いられてきた中で、唯一、自分が楽しいと思えることを行い盡すことで、自らの魂が自ずと救われる、という意味に捉えました。)
作品の制作・出展後の感想
何か作品を作るにはある一定の情熱(エネルギー)が必要でした。書にむかっている間は、たとえ数時間でも集中し無になることができました。多忙ではありましたが、生活に一定の潤いや豊かさを与えてくれました。そのことがまた周囲に人々に活力をあたえたように思えました。書展をわざわざ見に来てくれた医学部の学生さんもいたと伺いました。ぜひ整形外科(書道部)を選択して欲しいところです。次回の出品は4月と10月を予定しております。部員はいつも募集中です。最後に、一言付け加えますと、秋田県の習字教育では、書友社という会社から毎月出版されている「書友」という雑誌があり、退職された教職員の先生方が制作し、この本を元に現役の教員が小・中学生に教育されてきました。自分もよくこの雑誌をみて育ちました。雑誌「書友」では、優秀作品が写真付きで掲載され、同級生なのにすごく上手な字を書く人がいるんだなと思った記憶があります。10級からはじまり、昇段していきます。10段まで昇段すると最後は「天」「地」「人」の位があり、「天」は最上級者のみが与えられる「書友」誌上最優秀の証でもあります。宮腰尚久教授は「天」まで至ったと伺い知りました。宮腰尚久教授は、秋田大学整形外科書道部の顧問でもあります。年末の書道練習会では、40年ぶりに筆をとり、一発勝負の書とのことでしたが、その運筆を見てシビれました。(齊藤英知)
第83回JABO(Japanese Association for Biological Osteosynthesis)研修会が,オンライン開催されました.テーマは創外固定法で,講師として参加しました.代表世話人は,当講座から多くの先生が国内留学でお世話になった,獨協医科大学埼玉医療センター 整形外科 救命センター 講師 杉本一郎先生でした.全国から300人以上の参加者が集い,それぞれの分野のエキスパートの講演後,活発な議論が繰り広げられました.私は足関節周囲骨折に対する創外固定のコツとピットフォールについて講演しました.今後の超高齢化社会において,リング型創外固定でなければできない治療は多数出てくることが,多くの講演で述べられていました.また秋田大学整形外科はリング型創外固定が豊富にあり,前組からボルトナットの設置など,術前トレーニングがし放題で,恵まれた環境にあることは特筆すべき長所と思います.秋田大学および関連病院からも多くの先生が参加されておりました.今後も創外固定の分野でしっかり頑張っていきたいと感じた1日でした.