第98回日本整形外科学会学術総会(森下耀)

2025年5月22日(木)から25日(日)にかけて、東京国際フォーラムおよびJPタワー ホール&カンファレンスにて開催された第98回日本整形外科学会学術総会に参加いたしました。本総会は、北海道大学大学院医学研究院整形外科学教室の岩崎倫政教授を会長に迎え、2010年以来15年ぶりの東京開催となりました。

本学会では、当教室から多数の演題が採択され、各分野でご活躍の先生方が発表されました。宮腰教授の教育研修講演とランチョンセミナーをはじめ、先輩方の発表から多くを学ぶことができました。私自身は初日朝8時からのセッションで発表を行いました。後述するモルック大会の直後であり、発表もモルックの試合も緊張の連続でした。

学会初日には、上野の「韻松亭」にて同門会が開催され、多くの同門の先生方が一堂に会しました。美味しい料理を囲みながら、先輩方や同期、後輩との交流を深め、日頃なかなか得られない臨床や研究の話に花が咲きました。同門としてのつながりを再確認し、今後のモチベーションを高める貴重な機会となりました。

今年の親善スポーツ大会では、野球・サッカーに加えモルック大会が新たに開催されました。当教室からは「秋田ノーザンモーリーズ」として出場しました。

大会結果

予選リーグ:2連勝で1位通過

決勝トーナメント
1回戦:北里モルック倶楽部に100-13で快勝
準々決勝:アヴェニール阪大と100-80の接戦を制す
準決勝:女子医大キックバックスに敗北

最終成績:第3位

惜しくも優勝には届きませんでしたが、秋田大学代表として粘り強く戦い抜くことができました。木島先生、木村先生、村田先生、富永先生、石垣先生とともに、「モーリーズ」として今後も活動を継続していきたいと思います。

また、2日目の夕方に行われた「7m王決定戦」では、石垣佑樹先生が見事優勝、富永先生がベスト5という好成績を収めました。そろそろ秋田ノーザンガッキーズにチーム名が変更されないか不安な私です。おめでとうございます!

本学会には5名の研修医が参加し、整形外科への高い関心を示してくれました。久田先生、秋山先生は女性の先生たちを引き連れて、アフタヌーンティーに行っていました。私も整佑会を今後さらに盛り上げていくためにも、引き続き勧誘活動に尽力していきたいと思います。

第99回日本整形外科学会学術総会は、2026年5月21日(木)〜24日(日)に神戸コンベンションセンターにて開催予定です。秋田大学からさらに多くの演題が採択され、神戸の地でも互いに切磋琢磨できることを願っております。私自身も、連続採択・発表継続を目指して、日々研鑽とモルックの練習を重ねてまいります。