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新聞連載 いまさら聞く! 整形外科のトクする話

宮腰尚久教授が日刊スポーツで、整形外科のコラムを連載されました。

計13回です。各記事1分ほどで読める、一般の方向けのわかりやすい記事ですので、

ぜひご一読ください。

骨粗しょう症患者は推定1590万人「4大骨折」に要注意. 2025年1月29日配信

 (https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202501280000764.html)

骨と筋肉を脅かす「オステオサルコペニア」.2025年1月30日配信

 (https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202501290000854.html)

骨粗しょう症で短くなる寿命、骨折で身長低下も.2025年1月31日配信

 (https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202501300000565.html)

 

知らず知らずに起きている骨折. 2025年2月1日配信

 (https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202501310000487.html)

壁と後頭部に隙間があく場合は胸椎骨折の可能性.2025年2月2日配信

 (https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502010000683.html)

身長低下で骨折が分かる. 2025年2月3日配信(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502020000692.html)

腰から曲がるとバランスを崩しやすい.2025年2月4日配信

 (https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502030000700.html)

椎体骨折治療に用いられる方法とは. 2025年2月5日配信

 (https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502040000755.html)

早期発見、早期治療が肝心.2025年2月6日配信(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502050000549.html)

「前かがみ」首、背中、腰に負担をかける.2025年2月7日配信

 (https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502060000754.html)

「等尺性背筋運動」が効果的. 2025年2月8日配信(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502070000658.html)

骨粗しょう症検診を活用.2025年2月9日配信(https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502080000776.html)

若い頃から骨や筋肉の「貯金」を. 2025年2月11日配信

 (https://www.nikkansports.com/leisure/health/news/202502100000936.html)

第46回東北骨代謝・骨粗鬆症研究会(河原木剛)

2025年2月1日(土)、仙台で開催された 第46回東北骨代謝・骨粗鬆症研究会 に参加してきました。

今年も東北各地の施設から、基礎研究から臨床に至るまで20を超える発表がありました。私自身は昨年に続き、今回が2回目の参加でした。昨年は初めての基礎研究会ということもあり、発表内容の理解に苦戦する場面が多かったのですが、今年はスムーズに内容を把握できるようになり、この1年での成長をひとり感じておりました。

また、今回は大学院での基礎研究の成果を発表する機会もいただきました。大変ありがたいことに、昨年に続き優秀演題賞を受賞することができました。日々ご指導いただいた教室の先生方には心から感謝申し上げます。

特別講演 では、東都春日部病院の田中伸哉先生より、「骨と副甲状腺ホルモンの生理的役割と骨折抑制」についてご講演いただきました。骨代謝や骨粗鬆症治療薬のメカニズムを非常に分かりやすく解説していただき、改めて病態を深く理解することの重要性を実感しました。これにより、どの症例にどの薬剤を選択すべきかをより明確に考えられるようになり、大変勉強になりました。

研究会の最後には、他施設の先生方との意見交換会がありました。昨年は初対面の先生が多く緊張してしまい、十分な交流ができませんでしたが、この1年間で基礎系の研究会や学会に積極的に参加した結果、多くの先生方に顔を覚えていただき、今年はより深い交流を持つことができました。

この4月からは大学を離れ、市中病院での勤務に戻りますが、大学院で培った知識や経験を生かし、臨床と研究の両面で引き続き頑張っていきたいと思います。

留学だより (赤川学)

この度貴重な留学の機会をいただき,2025年1月からフランス・ボルドーのClinique du Sportという病院で研修させていただいています.Clinique du SportのCharles Rivière先生はKinematic alignment に代表されるPersonalized arthroplastyの分野で非常に多くの業績がある先生です.このクリニックの人工関節グループにはRivière先生を含め6名の整形外科医がいて,TKA,UKA,THAあわせて年間1200件以上の人工関節置換術を行っています.

Rivière先生は1日に約5~7件程度の手術を行い,手術室は朝7時30分から稼働,それでも17時前後にはほとんどの手術が終わっていることが多いです.驚くべきはその回転の早さで,この5~7件の手術がたった1つの手術室だけで行われます.すべてのスタッフが素早く入れ替えを行い,効率を極めた見事な流れで次々に手術が行われていきます.手術では軟部組織バランス・Gapの考え方,RevisionやComplexな症例に対する対処方法など学ぶことが多く非常に充実した毎日を過ごしています.

準備も兼ねて12月末からボルドー入りしたのですが,仕事はじめがなんと1月2日からでした.日本のように「三が日はお休み」というわけではなく,いきなり仕事で驚きましたが,一方でフランスにはクリスマス休暇というものがあり,クリスマスから年末にかけて長い休みがあるようです.欧米のキリスト教文化圏ではクリスマス休暇は一般的なようで,早速文化の違いを感じる出来事でした.

ボルドーは世界遺産にも登録されている街で,その景観はとても美しいです.あいにく冬の期間は雨が多く,2日に1回程度は雨が降っていますが,それでも美しいと感じます.治安も良く,週末にはマルシェ(青空市場)やブロカント(蚤の市)が開催され賑わっています.フランスでは日曜日にはスーパーを含めた多くの店が閉まっていることが多く,とても驚きました.土曜日までに食料を含めて買い物を済ませておく必要があります.文化の違いに驚きつつもその働き方や生活の違いがとても面白いところです.ワインの名産地として有名ですが,私はワインの知識に乏しく,まだまだ勉強中です.近くにはLa Cité du Vinというワイン博物館があるのでそのうち行ってみたいと思います.

こちらでの生活やフランスの文化についてまた報告させていただきます.à bientôt

こちらが手術棟。手術室に窓があり自然光が入ります。フランスでは割とふつうだとか。

こちらは外来兼オフィス。

ボルドー市街にある国立歌劇場(グラン・テアトル)。1780年に建てられた歴史的建造物でもありますが、現在もオペラやバレーなどが行われているようです。

カイヨ門という有名な門。様々な色にライトアップされてきれいです。

東北MIST研究会 開催報告(木村竜太)

この度、令和7年1月26日に仙台市で第18回東北MIST研究会を当番世話人として開催いたしました。

秋田から、奥山幸一郎先生、小林孝先生、佐々木寛先生、工藤大輔先生、尾野祐一先生、飯田純平先生、佐藤千晶先生、阿部和伸先生、井上純一先生、東海林諒先生、笠間史仁先生、岡本憲人先生、渡辺学先生、長岡佑樹先生、小紫友也先生、間杉健輔先生、橋本総先生、原田拓海先生にご参加いただき、会を盛り上げていただきました。

今回は前日に懇親会を、当日の朝に脊椎エコーのハンズオンを開催しました。

懇親会の様子

懇親会は予想を上回るご参加をいただき、会場の制限からお断りをさせていただく方が出てしまい大変申し訳ございませんでした。

ハンズオン

笠間先生にショートレクチャーを行なっていただき、ハンズオン講師として、尾野先生、阿部先生、東海林先生、笠間先生、岡本先生にそれぞれのブースで指導を行っていただきました。

研修医の先生からベテランの先生まで多くの先生に参加いただき、興味の高さを実感しました。

懇親会、ハンズオンともに満足度が高かったというご感想をいただけ、併催してよかったと思っております。

研究会は56名にご参加いただき、盛会に終えることができました。

一般演題は10演題をご発表いただき、Best Presentation Awardは、日本海総合病院の片山れな先生「椎間板性腰痛に対する内視鏡治療」が受賞されました。多くの質問で会を盛り上げていただいたBest Discusser Awardは、弘前大学の小山一茂先生が受賞されました。 

誠におめでとうございます。

特別講演は北須磨病院の土方保和先生に「徹底解説!AIを活用した令和の論文の書き方-骨粗鬆症治療とMISTをテーマに-」と題してご講演いただきました。臨床疫学の考え方をわかりやすく教えていただきながら、AIを活用することで臨床医でもできる効率的な研究方法を学ぶことができました。この経験をもとにぜひ東北MISTとしての研究を発信していきたいと思います。

今回からメインスポンサーがいないこともあり、手探りで準備をはじめた会でしたが、皆様のご協力のおかげでとても有意義な研究会にすることができました。改めまして御礼申し上げます。

この東北MIST研究会は、秋田は故石河紀之先生が基礎を築いてこられました。私も10年前に石河先生に東北MIST研究会に連れてきていただいたことが、脊椎外科医としてのスタートでした。

その時発表した頚椎神経根ブロックの演題をこのようにハンズオンとして東北に広げられたこと、MISTのつながりを秋田の若手に繋げられたこと、1つ石河先生に感謝を伝えられたのかなと思っております。本当にありがとうございました。

今後もMISTはじめ、秋田の脊椎外科の発展に向けて精進してまいります。

令和6年度整佑会総会、第20回整佑会特別講演会、秋田大学整形外科大忘年会(久田朱里)

2024年12月14日、令和6年度整佑会総会、第20回整佑会特別講演会、秋田大学整形外科大忘年会が行われました。

今年は7人の新入局員を迎え、このような会を盛大に執り行うことができ、大変嬉しく思います。

整佑会総会では、市立大森病院の五十嵐駿先生、中通総合病院の佐藤光先生が整佑会奨励賞を受賞され、受賞記念講演をしていただきました。

その後、整佑会特別講演会が開催されました。まず、秋田大学の土江博幸先生より、「元大阪人による秋田県民への道のり-骨軟部腫瘍との戦い-」と題してご講演いただきました。先生が秋田でご活躍されるまでの歴史と骨軟部腫瘍の症例をご紹介いただきました。症例ごとに切除範囲が異なる難しさに向き合い、次の世代に繋げようと若手教育にもご尽力されている先生の熱意にあふれるご講演でした。また、若手にも分かりやすく出血対策の細かいポイントをご教授いただき、大変勉強になりました。

次に秋田労災病院の木戸忠人先生から「秋田労災病院での20年、腰椎変性すべり症に対するPLIFの術後長期成績」と題してご講演いただきました。PLIF術後に10年以上追跡可能であった症例の、臨床成績と画像成績の調査結果をご教授いただきました。隣接椎間障害の発生は椎間板高の変化量と関連していたという貴重なご報告をいただき、大変勉強になるご講演でした。

1日の締めくくりとして、秋田大学整形外科大忘年会が行われました。秋田県内の整佑会会員の先生方はもちろん、ご来賓の先生方や、大学病院リハビリスッタフ・病棟看護師も多くご参加いただき、盛大な忘年会を開催することができました。

 はじめに、宮腰尚久教授、1病棟8階立原恵里子師長よりご挨拶をいただき、整佑会会長の渡辺英敏先生より乾杯の音頭で忘年会が開催しました。今年度も、昨年度に引き続き医局活性化対象、スポーツ大賞、文化藝術大賞の表彰がありました。医局活性化大賞では、秋田厚生医療センター、北秋田市民病院、中通総合病院、秋田赤十字病院、大曲厚生医療センターが受賞されました。新入局員の勧誘にご尽力いただきまして、整佑会会員を代表して感謝申し上げます。スポーツ大賞には、2年連続で浅香先生が受賞されました。浅香先生の筋肉の更なる発達を楽しみにしたいと思います。文化藝術大賞では、書道部副部長の中西真奈美先生が受賞されました。一白水成ラベルチャレンジにて優秀賞を受賞されました。これからも、先生の書を見られることを楽しみにしております。受賞された病院、先生方、本当におめでとうございました。

 その後は、部活動紹介やビンゴ大会を行い、粕川雄司准教授の乾杯の中締めで忘年会の幕を閉じました。お忙しい中多くの人にお集まりいただきました。120名を超える多くの方にご出席、ご協力いただき会を無事に開催することができました。この場をお借りして、忘年会幹事一同心より感謝を申し上げます。

 来年もより良い1年となるように励んでまいりますので、ご指導ご鞭撻の程何卒よろしくお願い申し上げます。

第17回東北整形災害外科学会Traveling Fellowship帰朝報告(原田俊太郎)

2024年10月26日〜27日に台湾台北で開催の2024 Annual Meeting of Taiwan Orthopaedic Association:TOAに参加,その後10月28日〜11月1日の日程でNational Taiwan University Hospitalで人工関節・スポーツ・外傷手術の見学をして参りました.TOAでは日本からも多くの著名な先生方がInvited lecturerとして参加されており,日本の最新の研究,手術,治療についてご講演されていました.一般演題は主に外傷のセッションに参加させていただきましたが,現在日本でも注目されている骨折リエゾンサービス(Fracture Liaison Service:FLS)と似た脆弱性骨折に対する二次骨折予防に関する演題が多くみられ,現在の医療界が抱えている問題は万国共通なのだと感じました.学会2日目の夜には全体懇親会に参加させていただきました.プロの歌手やダンサーの方々の圧巻のパフォーマンスは素晴らしく,さらに各国の参加者の方々が会中常にカラオケで歌を披露するという常に大盛り上がりの懇親会でした.当然我々日本組も歌を披露し,会場は大盛り上がりでした.

TOAの翌週からは,新潟大学前田圭祐先生,久保田解先生とともにNational Taiwan University Hospitalの人工関節・スポーツ・外傷手術の見学に参加しました.National Taiwan University Hospitalは病床数2400床を誇る台湾有数の巨大病院です.手術室も20部屋以上ありそのうち整形外科専用手術室が10室あるなどその規模の大きさに驚きました.Wang教授,Chang先生,Tseng先生には大変お世話になり,大変温かく受け入れてくださいました.肩甲骨骨折の骨接合術から始まり,腱板修復術・ACL再建術・リバース型人工肩関節置換術など多岐にわたる手術を間近で見学させていただけたことは大変貴重な経験でした.肩甲骨骨折の骨接合に関しては恥ずかしながら初めて実際の手術を拝見することができ感動いたしました.自身が執刀する際の良いイメージ構築ができたと思います.

病院見学期間中は見学終了後に台北市内の観光にも連れて行っていただきました.夜市は平日にも関わらず多くの人で賑わっていてその活気に圧倒されました.台湾の文化でもある屋台での食事はどれも個性的で味も大変美味しく今でも記憶に残っています.また手術中に聞けなかった手術のコツや,台湾の医療制度,教育などについても伺うことができました.他県のfellowの先生方とも交流を深めることができ,自分と同年代の先生が今どんな手術をやり,どのような悩みを抱えているかなどを聞けたことも自分にとっては大変よい刺激になりました.今回できたこの縁をこれからも大切にしていきたいと思います.途中大型台風が上陸し国全体が公式の休日となるTyphoon holidayを経験するなどハプニングもありましたが本当に充実した1週間でした.今回のTraveling Fellowshipで得られた経験は今後の整形外科医人生においてかけがえのないものになると確信しております.

 最後となりますが,この場をお借りして,このような大変貴重な機会を与えていただいた国分名誉教授はじめ,宮腰教授,医局の先生方に深謝申し上げます.

第27回日本低侵襲脊椎外科学会学術集会(木村竜太)

2024年11月21日、22日に大阪市中央公会堂で第27回日本低侵襲脊椎外科学会学術集会(JASMISS)が開催されました。
毎年秋田と交流いただいている、関西医科大学整形外科学講座の齋藤貴徳教授が会長ということで、秋田から菊池一馬先生(由利組合総合病院)と私が参加しました。

会場は中之島の中にある歴史のある建造物(東京駅を設計した辰野金吾も建築顧問)で、どこか東京駅にも似た建築に感じました。そして厳かな気持ちで学会に臨むことができました。

JASMISSは脊椎内視鏡の学会、というイメージがありましたが、今回は除圧と固定の融合をテーマに、内視鏡下の固定やUEB/A-FESSなどのセッションが多くありました。脊椎内視鏡の流れを体感できました。

学会はホスピタリティに溢れており、551のアイスキャンディーが食べ放題だったり、懇親会では吉本興業から3組の漫才(スマイル、女と男、モンスターエンジン。生で神々の遊びが見られました)があったりと、とても楽しみながら学ぶことができました。

関西医科大学の先生方、本当にありがとうございました。

第4回東北サッカードクター会(尾野祐一)

2024年11月23日に秋田市で第4回東北サッカードクター会が開催されました。この会は、
東北のプロサッカーチームのドクターが集まって親睦を深める会です。前半は秋田市の体
育館をお借りして、フットサルを行いました。19名が参加しましたが、サッカードクター
ということで、サッカー経験者が多く、白熱した試合を繰り広げました。後半は、さとみ
温泉での懇親会です。飲食を楽しみながら、症例検討会を行って熱い議論も交わしました


2024年11月現在、J1リーグには東北のチームはいない状況です。他地域に比べ、サッカー
は後塵を拝していますが、メディカルでの連携を深めて、東北のサッカー会を支え、いず
れは東北から数チーム、J1リーグに在籍するような状況になってほしいと願っています。

第13回秋田県股関節研究会(久田朱里)

令和6年11月16日に秋田県総合保健センターで第13回秋田県股関節研究会が開催されました。

秋田県股関節研究会会長 木島泰明先生よりご挨拶

特別講演Ⅰ〜股関節研究会でしか聞けない外傷の話〜、では前半に市立大森病院の五十嵐駿先生から「エリア分類による大腿骨近位部骨折症例の検討〜術後に過度な telescoping を生じる危険因子とは〜」をご講演いただきました。

エリア2を含む骨折型が、大腿骨近位部骨折術後に過度な telescoping を生じるリスクであり、エリア分類を使うことで包括的な治療ができる可能性をご報告いただきました。若手も執刀する機会が多い骨折であり、明日からの診療に生かせる貴重なご報告で大変勉強になりました。

五十嵐駿先生

後半は、北秋田市民病院の三田基樹先生から「AHRG から教えて頂いたこと、そして今後の課題〜人工関節から骨盤骨折まで〜」をご講演いただきました。

先生が過去に経験した大腿骨遠位部骨折、大腿骨骨幹部骨折、創外固定、脆弱性骨盤骨折の症例をご紹介いただき、注意している点やポイントについて学ぶことができました。若手の指導や外傷のセミナーや講演等、多岐にわたりご活躍されており、熱意溢れるご講演でした。

三田基樹先生

特別講演Ⅱでは、福島県立医科大学外傷再建学講座主任教授の伊藤雅之先生をお招きし、「高齢化時代の外傷-整形外傷医と股関節外科医のアプローチ-」をご講演いただきました。

高齢者の骨折が増えている中で治療に苦慮する不安定型転子部骨折や脆弱性寛骨臼骨折について、症例を提示いただきながらご講演いただきました。どれも難しい症例で、筆者は経験がありませんが超高齢の方でも術後に歩行している動画を見て、股関節外科の醍醐味だなと感じ、感銘を受けました。

伊藤雅之先生

会の終了後の懇親会も大変盛り上がりました。伊藤先生を囲み、かつて秋田でご勤務されていた時の懐かしいお話をお聞きしたり、症例の相談をさせて頂きました。大変親身になって下さり、今度手術に来て頂けるという嬉しいお話もありました。

懇親会も大変盛り上がりました

今後のAkita Hip Research Groupの発展に少しでも貢献できるよう、努力していきたいと思いますので、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。