投稿者「akita-u-seikei」のアーカイブ

阿部栄二先生(秋田厚生医療センター名誉院長)古希のお祝い(木村竜太)

秋田県の脊椎外科の礎を築かれ、今もトップランナーとしてご活躍されている、

秋田厚生医療センター名誉院長の阿部栄二先生の古希のお祝いを行いました。

 

本来は昨年の秋田県脊椎脊髄病研究会で大々的に行う予定でしたが、この情勢のため延期となり、

3月25日、70歳のお誕生日にお祝いの品を贈呈いたしました。

 

古希の紫色に染められた脊椎インプラントは、阿部先生が作ってこられたインプラントです。

 

現在取り組まれている成人脊柱変形に対する治療に用いるT9-S2 AIのlong fusionモデルを作成しました。

頭側から初期モデル、二代目、三代目と歴史が並んでおります。

 

阿部先生のこれからのご健康とさらなるご活躍を祈念するとともに、

我々後輩も、偉大な先輩を超えられるよう精進してまいります。

 

 

2nd International Knee Dayを終えて(齊藤英知)

2021年3月18日から19日にかけて行われた第2回国際膝の日(2nd International Knee Day)に参加し講演して参りましたのでご報告です。このコロナに見舞われた昨今、学会や研究会の開催様式も移動の自粛に合わせてすっかりと様変わりし、このインターネット環境の発展に伴ったオンライン形式で、自宅や職場にいながら海外の最先端の情報を共有できる時代になってきました。今回は、その恩恵にあやかり(本当は主催地であるドイツのベルリンに移動し、ホテルに宿泊し、博物館巡りでもしながら講演する・・・・・)、職場から手術の合間に2時間の参加となりました。
経緯はといえば、この会議は各国の学会が協力をしていて、日本整形外科スポーツ医学会(JOSSM)もInternational Partnerとなっており、コラボレーションの一環としてJOSSMセッションが設けられ本学会に所属の先生方が参加してきました。座長は神戸大学の黒田良祐教授が務められ、講演は、金沢大学の中瀬順介先生、高知大学の池内昌弘教授、東京医科歯科大学の古賀英之教授、自分と最後に黒田良祐教授が担当しました。どの演題も素晴らしい日本を代表する内容で、世界に日本のレベルの高さとオリジナリティをアピールできたと感じました。その中でも自分の発表は、秋田大学に赴任してから10年で膝周囲こつ切り術を施行数が400膝を超えましたので、前十字靭帯損傷後の変形性膝関節症の手術療法について我々の手術成績をお話致しました。その内容については、近日中に論文になりますので、また、その時にお話することに致します。
ワクチン接種もいよいよ始まり、人の往来、交流がまた自由にできる日が早く訪れることを期待してます。

 

 

 

 

 

 

https://www.knee-day.com/program

第42回東北骨代謝・骨粗鬆症研究会で優秀賞(基礎部門)受賞(東海林諒)

第42回東北骨代謝・骨粗鬆症研究会 基礎部門優秀賞選出の喜び(東海林諒)

 

今年の東北骨代謝・骨粗鬆症研究会は、新型コロナウイルス感染症の全世界的な流行の影響により、Web開催されることとなり、当教室からは自分と土江先生の2題の発表がありました。

 

私の演題は「新しい乳癌骨転移モデルの作成」というもので、今までに報告のなかった、扱いが簡便な乳癌局所骨転移モデルを作成し、これに対してゾレドロネートを使用して、骨破壊の程度を考察した研究になります。今回この演題が基礎部門優秀賞に選出され、大変嬉しく思っています。近年、世界的な高齢化や、担癌患者の増加などを背景に、転移性骨腫瘍患者は増加し、その薬物治療の必要性は増しています。そのような背景のもと本研究を開始し、その成果が由緒ある本学会において評価されたことは至上の喜びです。

 

島田教授、宮腰准教授をはじめ、骨代謝グループの先生全員のご指導と、大学院生、工藤さん、実験に関わる全ての方々のご協力をいただき、教室を代表して受賞できた賞だと思います。この場を借り、改めて皆様に感謝申し上げます。今後はASBMRのPlenary Posterを受賞した先輩を目標とし、さらに研究を続け、その成果を論文として世に送り出すために今後も頑張ります。今後ともご指導何卒よろしくお願いいたします。

 

 

追伸:代表世話人の弘前大学石橋教授にも感謝いたします。

三浦隆徳先生(市立角館病院)の演題が第22回アジア太平洋リウマチ学会議(APLAR 2020)レビューで取り上げられました

三浦隆徳先生(市立角館病院)の演題が、産業医大 田中教授によるAPLARのレビューで取り上げられました。この中でAORA、秋田県のレジストリーとして報告されております。

 

https://www.youtube.com/watch?v=OLz1GPNWRMo

 

17:50から「関節リウマチにおいて疾患活動性に影響する合併症の検討:レジストリ研究」

秋田労災病院 奥山幸一郎院長先生が日本経済新聞に取材を受けた記事 長寿社会のリアル~迫る「老老医療」の危機 が掲載されました

秋田労災病院 奥山幸一郎院長先生が日本経済新聞に取材を受けた記事 長寿社会のリアル~迫る「老老医療」の危機 が掲載されました

https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/aging-society/aged-doctor/

ASBMR 2020 (2020.9.11-15)、Plenary Poster選出の喜び(阿部和伸)

今年の米国骨代謝学会(ASBMR 2020)は、新型コロナウイルス感染症の全世界的な流行の影響により、バーチャルイヴェント形式で開催されることとなり、当教室からは2題の発表が予定されています。

 

私の演題は「Effects of Teriparatide and Low-Intensity Aerobic Exercise on Osteopenia and Muscle Atrophy in Type 2 Diabetes Mellitus Model Rats」というもので、2型糖尿病に伴う2次性骨粗鬆症に対し、骨代謝促進薬であるテリパラチドと運動療法を組み合わせることで、より骨や筋肉を強くできるかどうか、研究した成果をまとめたものです。今回この演題がPlenary Poster選出され、大変嬉しく思っています。

近年、世界的な高齢化や、生活習慣病の代表格といえる糖尿病の増加などを背景に、糖尿病性骨粗鬆症患者は増加し、その治療や骨折・転倒予防の必要性は増しています。そのような背景のもと本研究を開始し、その成果が由緒ある本学会において評価されたことは至上の喜びです。

 

島田教授、宮腰准教授をはじめ、骨代謝グループの先生方全員のご指導と、切磋琢磨しあった他の大学院生、実験助手の工藤さん、実験に関わる全ての方々のご協力があってこそ、このような身に余る栄誉を、教室を代表して、いただけたのだと思います。この場を借り、改めて皆様に感謝申し上げます。学会に向けて、いいポスターを発表ができるよう努めるとともに、この成果を論文として世に送り出すために今後も頑張ります。

第93回日整会親善e-スポーツ大会 ウイニングイレブンの結果報告(笠間史仁)

2020年6月11日~8月31日にオンライン開催となった第93回日本整形外科学会学術総会で、初の試みとなるe-sports大会に参加しました。

 

e-sportsとは、複数人のプレイヤーがパソコンやテレビゲームなどのオンラインゲームで対戦するものであり、昨今規模・人気ともに急上昇し、いずれオリンピック正式種目になるともいわれるジャンルです。今回は日整会のオンライン開催に伴い、例年のスポーツ大会が中止となり、PlayStation4のウイングイレブン2020というサッカーゲームでのオンライン開催となりました。

 

全国から21大学が参加があり、当大学からは村田昇平、佐藤光、笠間史仁の3名で大学院生室から大会に臨みました。

 

1回戦岡山大学戦は相手校が棄権したため不戦勝となり、迎えた2回戦、主幹校で第1シードの慈恵医大との試合は激戦となりました。前半、笠間のゴールで1-0リードで折り返し、後半1-1と追い付かれた後、笠間のゴールで2-1と再度リードしたものの2-2に追いつかれ、延長戦に突入。延長前半はノーゴールに終わり、延長後半に慈恵医大のゴールでリードを許し、そのまま2-3で終了のホイッスルとなりました。

 

第1シードから2度のリードを奪い最後まで苦しめましたが、健闘虚しく敗れてしまいました。来年以降も機会があればリベンジを果たしたいと思います。

応援ありがとうございました。