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5月13日 秋田大学Ilizarovセミナー開催します(野坂光司)

5月13日 秋田大学Ilizarovセミナー開催します

申込みは nozakak@med.akita-u.ac.jp 野坂光司まで

場所:秋田大学医学部附属病院 臨床棟 2階カンファランスルーム(整形外科医局隣り)

先着30名 参加費無料です

今回のベーシックコースは最新のシステムを用いた新鮮外傷の実際です.可変式ストラットによる明日から使える開放骨折治療の奥義を伝授いたします

プログラム

9:35~9:40  島田洋一教授ご挨拶

9:40~10:10  レクチャー(野坂)

10:10~11:40 ハンズオンセミナー(リング型創外固定のベーシックコース)

股関節鏡キャダバートレーニングin Bostonに参加して (岩本陽輔)

 

3/12-17にかけて股関節鏡キャダバートレーニングに参加してまいりました。

産業医科大学若松病院の内田先生、札幌羊ヶ丘病院の加谷先生という日本の股関節鏡を牽引する2大トップの先生方から直接ご指導いただくことのできるまたとないチャンスに、秋田からは若輩者の筆者が参加させていただけることになりました。

今回のキャダバートレーニングは内田先生、加谷先生の2人の講師の他に7人の先生が参加されておりました。参加者の中で年齢が特に下であり、明らかに浮いていると自覚しながらも必死で得られるものは得て来ようという気構えでボストンに向かいました。

トレーニングの場所であるボストンは私たちが上陸した翌日から数十年?に一度の大寒波がおとづれており、車はスリップし放題、バーが昼間の1時半に閉店になるなど大混乱な状況ではございましたが、それが逆にトレーニングに励める環境になってたのではないかと思います。

今回のトレーニングは実技だけではなく休憩時間に講義形式のレクチャーもあり、股関節鏡の歴史や股関節鏡に必要な解剖や診断方法、基本手技、また特に手術適応が難しい股関節鏡手術における患者選択などについてご教授いただきました。また円靭帯の重要性や円靭帯再建について、鏡視下タナ形成についてなど最新のトピックもご講義いただき大変感銘を受けました。

トレーニングはというと、ポータルの作成から関節包切開、pincerやAIISの処置、関節唇縫合、CAM切除、関節包縫合を5時間ぶっ続けで一通り行わせていただくことができました。

トレーニングに参加にあたり渡米前に3回ワークショップを行ってまいりましたがやはり人体は思っていたようにはいかず、何度も挫けそうになりましたが加谷先生の熱烈なマンツーマン指導のもとなんとか最後まで間ついすることが出来ました。

内容はというとCAM切除も削り足りない部分もあったり、関節包もややゆるい縫合になってしまったり、医原性軟骨損傷を作ってしまったりと

しかしながらあらかじめP-MAPを作成することで操作性が向上したり、関節唇縫合におけるRasso loopをさらにマットレス縫合する縫合方法や、関節包縫合におけるシューレーステクニックなどまだ秋田では行われていない最新の技術も経験することができましたので、秋田の股関節鏡治療に還元していきたいと思います。

基本的には食事は全員で取ることになっていました。特にディナーは内田先生ご推薦のロブスターやお洒落なイタリアン、ブラジリアンステーキ食べ放題など格別に美味しい食事をとりながら、いろいろな先生方のお話(THAや骨切りなども?)を聞かせていただいたき、地域性による考え方の違いなどを聞けたことも自分にとっては非常に勉強位なりました。

股関節鏡の分野はまだまだ日本的にも浸透していない部分も多いですが、肩、膝がそうなってきたようにこれからさらに発展していく分野だと強く感じました。

これからの秋田の股関節治療に従事していく身として非常にモチベーションの上がるキャダバートレーニングでした。是非とも今回得たものを秋田に持ち帰って、自分でも手術ができるように研鑽を積んでいこうと思います。

今回講師をしていただいた内田先生、加谷先生本当にありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

smith & nephew本社 鏡張りでとてもお洒落な空間でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャダバートレーニング前の様子

この後加谷先生からの熱烈なマンツーマン指導を受けました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

内田先生、加谷先生とトレーニングメンバー

北は北海道から南は鹿児島までいろいろな先生方と交流することができました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後は内田先生、加谷先生から修了書を受け取り記念撮影

一生の思い出になりました!

第31回東日本手外科研究会(伊藤博紀)

平成29年2月11日、札幌市で東日本手外科研究会が開催され、8名参加してまいりました。学会長は札幌医大のご出身で、現在北海道医療大学リハビリテーション科学部教授の青木 光広先生が務められました。テーマは「手外科の継承と発展:私の選択」でした。中通総合病院 千馬誠悦先生が、『私の選択』というメインテーマのパネリストを務められ、手外科医としての歩みと苦労、そして今後の抱負(使命)を熱く語られました。たくさんの聴衆の前で、秋田の手外科の現状と課題についてもお伝えになり、AHGメンバーもそれぞれが目指すべき目標を今一度認識することができたと思います。他に中通総合病院 成田裕一郎先生が「PIP関節開放脱臼から指壊死を生じたAeromonas hydrophila感染症の1例」、由利組合総合病院 白幡毅士先生が「小指MP関節伸展拘縮に対して創外固定器により治療した1例」、私が「第2中手骨頚部骨折に対してintrafocal pinningを行った1例」を報告してまいりました。

研究会後の懇親会はさっぽろビール園で開催され、手外科に関わる多くの先生方と交流することができました。主管の皆様から、会の運営から懇親会まで、細やかな配慮をいただき感銘を受けてまいりました。

今回、市立角館総合病院の村田昇平先生が初めて手外科関連の学会に参加してくれました。私達AHGメンバー一同、手外科に興味を持ってくれる医局員が増えたことをうれしく思い、また責任も感じた次第です。8名というこれまでにない人数で参加することができましたが、これも島田洋一教授はじめ、各関連病院の先生方のご理解のおかげと思っております。この場をお借りしまして御礼申し上げます。

今回の研究会で得た知見を、日常臨床や後進の指導に活かしていきたいと思います。

秋田県骨粗鬆症PTH治療記念講演会(河野哲也)

2017年2月2日秋田ビューホテルにて、秋田県骨粗鬆症PTH治療記念講演会が開催されました。

ミニレクチャーでは秋田労災病院 加茂啓志先生より「大腿骨近位部骨折に対するテリパラチドの役割」をご講演いただきました。良好な整復を得られた場合でも、重症骨粗鬆症患者では骨癒合が得られづらい場合もあり、テリパラチドによる骨癒合促進効果、早期除痛効果など、臨床経験に基づくお話をいただきました。

特別講演Ⅰでは、宮腰尚久准教授より「骨粗鬆症性脊椎疾患-注意すべきポイント対策-」をご講演いただきました。椎体骨折の診断・評価方法から保存治療、手術治療にいたるまで、多岐にわたる内容をお話いただきました。中でも、腰椎損傷に引き続くアライメント異常はQOL低下や内科疾患の合併、ひいては寿命にもつながるなど、椎体骨折予防の重要性を改めて痛感しました。

特別講演Ⅱでは、東京大学整形外科 田中栄教授より「骨形成促進薬の位置づけ」をご講演いただきました。同じ骨吸収抑制薬であるビスホスホネートとデノスマブの骨代謝形態の違いから、骨形成促進薬であるテリパラチドの特徴について大変分かりやすく解説していただきました。デノスマブとテリパラチドの併用効果や、新たな骨形成促進薬であるromosozumabについても知識を深めることができました。

2時間ほどの講演会でしたが、本当に沢山の知識を得ることができました。

骨粗鬆症患者さんに対し、より適切な治療を行っていきたいと思います。

第27回東北脊椎外科研究会(尾野祐一)

平成29年1月28日、仙台で開催された第27回東北脊椎外科研究会に参加して参りました。今年の主題は「脊椎・脊髄疾患の多数回手術」ということで、治療に難渋し再手術を要したような疾患の検討を中心に、東北の各病院からさまざまな演題が発表されました。秋田からは、秋田労災病院の阿部和伸先生、木戸忠人先生、佐々木寛先生、秋田厚生医療センターの井上純一先生、秋田大学からは鈴木真純先生、そして私が発表しました。主題の演題もさることながら、その他の臨床研究や症例報告もレベルが高く、「硬膜内脱出ヘルニアの診断や画像所見の見方」、「仙腸関節障害に対する新しいブロック方法」、「脊椎術後感染の早期発見のための指標の検討」、「転移性脊椎腫瘍に対する最小侵襲手術の有効性」や「内頸静脈穿刺による椎間孔内誤挿入の一例」(この症例報告が、一日の中で一番のどよめきがあがりました)など、どれも大変興味深い内容ばかりでした。前夜に開催された症例検討会に引き続き活発な議論が開催され、東北の脊椎外科医の勢いを感じました。また、会の途中では昨年のこの会の優秀演題賞が表彰され、同門の木村竜太先生が35歳以下の若手優秀演題賞を受賞されました。おめでとうございます。会では同世代の若手からの発表も多数あり、同じ東北地区で同じ専門領域を志す人たちと交流することもでき、大変良い刺激をうけました。この会で得た知識を日々の診療・研究に活かしていきたいと思います。東北脊椎

Catholic University Medical College(韓国ソウル)よりfellowを迎えて(齊藤英知)

この度、島田洋一教授の御高配によりまして、2017年1月11日〜18日の期間、韓国ソウルのCUMCより若手整形外科医2名を秋田大学に迎えました。Dr. Kim Dong-wookとDr. Kim Man-sooの2名のキム先生です。迎え入れる経緯として、昨年9月4日にCUMC Knee Symposium ( Management of Early Osteoarthritis of Knee )に膝グループのIn教授より招待され、招待講演を行ったのがきっかけです。講演の中で、我々秋田大学整形外科裸参り部を紹介したところ、In教授が「うちの若手を鍛えてやってくれ」とお願いされたという経緯がありました。

Dr Kim Dong-wookはサンフランシスコ生まれで、独身、専門は膝、将来は教授を目指しているということでした。彼は、赤川学先生が東北整形災害外科学会のtravelling fellowでCUMCを訪問した際によく面倒を見てくれた優秀で心優しい男です。学先生が、相当activeに活躍したらしく、秋田大学整形外科に非常に興味を持ってくれておりました。もう一人のDr. Kim Man-sooは26歳と若いながらすでに2人の子供がおり、まだ一般整形の研修中ということでしたが、 来年から3年の徴兵があるということで、非常に素晴らしい腕立て伏せを披露してくれました。お2人に先生には、我々がドイツのLobenhoffer教授から取り入れた膝周囲骨切り術のコンセプトから、タニケットなしでのボーンソーで骨切りする技術の一端を手術現場での実践や豊富な手術ビデオを見せながら示すことができました。中でも、脛骨顆外反骨切り術(TCVO)やhybrid CWHTOなど、日本独自の骨切り術については、我々の豊富な経験のみならず、公男先生による動作解析に関するプレゼンも交え、伝えることができたと思っております。また、人口密度が低く、面積が大きい秋田という独特の環境で、高い医療レベルを供給している秋田大学整形外科のあり方を体験してもらい、「unbelievable!」といって非常に感動しているようでした。

1月15日には、由利本荘市で江戸時代から歴史のある「新山神社裸まいり」に参加しました。日本の文化を理解する上で、ここの参加はマスト事項でした。彼らは、島田洋一教授の再三のジャストルッキングの強い勧めも断り、「We want to be naked!」といって、参加への強い意思表示をしてきました。たまたま裸まいりの同じ町内に韓国人2名参加していたということと、参加しなくては、In教授に顔向けできないということもあったと思います。我々は、迷いの吹っ切れた彼らを、秋田大学整形外科裸まいり部(秋田ノーザンネーキッズ)の一員に迎え、マイナス7℃の中、気持ちを一つに新山神社への御神体一丸となり本願成就を祈念することができました。彼らの成功体験は、今後、韓国整形外科学会で広く語り継がれることでしょう。『Dr Kim & Kim, You made it!』

彼らの帰国後、CUMCでは、秋田大学からfellowをいつでも受け入れくれるというIn教授からの御礼のメールを頂きました。我々の交流が、今後、日韓友好の一つの架け橋になることを希望し、ご報告とさせていただきます。

この度、お二人を迎えるにあたり、多大なご協力を頂きました医局の先生方、秘書さん、関連病院の先生方に心より深謝申し上げます。

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Rehabilitation Year Topic Seminar 2016(木村竜太)

H28年12月18日、秋田県リハビリテーション研究会主催のRehabilitation Year Topic Seminar 2016が「秋田のリハビリ 新展開」と題して開催されました。

休日ながら、全県から医師、理学療法士、作業療法士、義肢装具士、エンジニアなどリハビリに関わる多職種、計180人の方に参加いただきました。

はじめに島田洋一教授から本企画の趣旨として、短時間で濃厚な学習が得られること、そして秋田県のリハビリテーションにおいて、職種間の横の繋がりを強化していくことを述べられました。

以下、プログラムに沿ってご講演の概略を記載します。

脳卒中リハ:大湯温泉リハビリテーション病院院長 小笠原真澄先生

ガイドライン、そしてニューロリハとしてCI療法、HANDS療法、促通反復療法について説明いただきました。ただ超高齢化する脳卒中リハ患者において、有用とされるニューロリハも、現実問題として適応にならない方がいらっしゃいます。大湯の回復期病棟は平均年齢78.6歳と全国平均を上回っていますが、その中で改めて心機能・運動機能・口腔摂食機能・社会資源評価を行う重要性をお話しいただきました。

がんリハ:市立秋田総合病院理学療法士 高橋仁美先生

ADL維持向上等体制加算が増えるなど、予防の重要性が注目されています。術前、術後早期からの介入により術後合併症を予防できること、ガイドラインで既に大腸がん、乳がんの抑制効果が認められていること、その他疾患でもグレードAとされるリハビリが多くあること、そしてmyokinesの可能性を学びました。運動器の専門家として整形外科医は、骨軟部腫瘍だけでなく、がんリハの中でも重要な存在となってくるのではないかと感じました。

呼吸器リハ:市立秋田総合病院理学療法士 菅原慶勇先生

COPDやIPにおいてエビデンスが確立された呼吸器リハですが、ADL低下が生命予後不良の最大の指標とされています。そこに歩数計を持ってもらうという、シンプルなフィードバックがさらに効果を上げるという研究結果を交えご説明いただきました。またサルコペニアやmyokinesの関連性も指摘され、さらなる発展性がある分野です。

スポーツリハ:秋田大学医学部附属病院 リハビリテーション科 斉藤公男先生

アスレティックリハについてJBJSのWhat’s new、加圧トレーニングの高齢者への応用や、Functional trainingとWhole Body Vibrationの可能性を説明いただきました。そしてメディカルリハからアスレティックリハへの橋渡しにおいて、我々医療者が今後より活躍すべき、とリハビリ関係者の連携強化をお話しいただきました。

脊髄損傷リハ:秋田大学整形外科 工藤大輔先生

今年発表されたreviewを中心に24時間以内の除圧術の有効性(OR=1.66)や、呼吸障害に対する腹腔鏡下横隔膜筋内刺激、痛みの治療に対してはrTMSやSCSの効果を説明いただきました。高齢化に伴い、脊柱管狭窄を伴った軽微外傷からの脊損が増えていますが、秋田大学ではこのような最新の治療にも積極的に取り組んでいます。

また今後の治療、リハビリの可能性として、FES、BCI、細胞移植・薬剤による再生治療を説明いただきました。特に札幌医大で取り組まれている自家骨髄間葉系幹細胞移植は、ニプロ大館工場で製造予定であり、秋田の中で治療を行える日がもうすぐという希望を感じました。

ロボットリハ:秋田大学医学部附属病院リハビリテーション科 松永俊樹先生

現在使用されているリハビリロボットの多くを紹介いただきましたが、より進んでいる軍事ロボット、介護や重労働のロボットから今後のさらなる可能性を示唆いただきました。

また当大学で取り組んでいるロボットリハ研究を発表されました。ぜひ秋田県をあげて高齢社会におけるリハビリロボットのあり方を追求していきたいと思います。

今後定期開催予定の本会ですが、先生方の講演はとても熱気があり、参加者の方も集中して学ばれていました。これを機に秋田県のリハビリがさらなる盛り上がりを見せること間違いなしと確信しました。

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第7回秋田県足の外科・創外固定研究会(高橋靖博)

平成28年12月3日秋田ビューホテルにて第7回秋田県足の外科・創外固定研究会が開催されました。

一般演題では、村田先生・柴田先生・佐藤先生・河野先生・阿部先生・千田先生・高橋が発表しました。イリザロフで手術した症例、エコーガイド下ブロック、足部RA疾患、アキレス腱断裂といった、難渋した外傷・変性疾患・稀な疾患など様々な症例を報告して頂きました。私は現在勤務している秋田医療療育センターの症例をまとめ「最近3年間の乳幼児期における足部変形の経験」という演題で発表してきました。幸いなことに私が最優秀演題賞を受賞しました。発表のご指導していただいた坂本センター長をはじめ、三澤先生・石原先生・遠藤先生にはこの場を借りて御礼を申し上げます。

ミニレクチャーでは平鹿総合病院の千田先生が足部・足関節の鏡視下手術について講演していただきました。特にAnterocentral portalの有用性を中心に発表していただきました。これまで足関節鏡の手術を経験することが少なかったので、今回得た知識を今後の手術に生かしていきたいと思いました。

特別講演1では関東労災病院の整形外科部長である岡崎裕司先生が「イリザロフ法の合併症と感染対策」というタイトルで御講演していただきました。イリザロフの歴史から始まり、Pin site infectionなどといった様々な内容を1時間という限られた時間の中で発表してくださいました。秋田大学整形外科ではイリザロフ手術を多数施行しており、私たちは入院・外来でイリザロフ手術を施行された患者さんを診療する機会が多いので、本当に明日からの診療に役立つ内容でした。

特別講演2では奈良県総合医療センターの佐本憲宏先生が「足関節・足部のスポーツ障害と外傷」というタイトルで御講演していただきました。スポーツ障害患者に対する靭帯再建や関節鏡など、足の外科のメッカである奈良県で行われている最先端の治療を紹介していただきました。

本研究会では4時間で7題の一般演題、ミニレクチャー、2題の特別講演と非常に濃密で多岐にわたり、かつ刺激的で勉強になる有意義な学会となりました。明日からの診療に生かしていきたいと思います。

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2016年秋田大学整形外科医局大忘年会  (岩本陽輔)

2016年12月10日、整佑会総会に引き続いて、秋田大学整形外科大忘年会が秋田ビューホテルで行われました。

整佑会会員に加え、関連病院長など多数の御来賓の先生方のご出席を賜り、またリハビリスタッフや病棟看護師の出席も多く、総勢140名を超える盛大な忘年会となりました。

はじめに島田洋一教授からご挨拶を頂き、今年1年の秋田大学の活動をまとめていただきました。業績、スポーツ活動ともに今年は飛躍の年といえたのではないでしょうか。

引き続き発表されたAAOS travelling fellowでは、由利組合総合病院・鈴木紀夫先生、北秋田市民病院・冨手貴教先生の両先生が受賞されました。毎年恒例のスポーツ大賞は日整会、東日本整災初代チャンピオンとなったBISONS(バスケ部)と東日本整災5連覇の偉業を成し遂げた駅伝部が輝きました。また敢闘賞として東日本整災でまさかの優勝を遂げたエスパニョーレ秋田(サッカー部)が受賞しました。おめでとうございます。

続いて1病棟8階澁谷浩子師長から、今年一年の病棟の活動についてまとめていただきました。イリザロフケアなどで素晴らしい業績をあげた看護師さんたちの日ごろの支えに感謝する次第でした。また御来賓の先生方を代表し、整佑会会長 湊昭先生、策秋田厚生医療センター 阿部栄二院長よりご挨拶を頂きました。

宮腰尚久准教授の乾杯の音頭で忘年会が開宴しました。秋田大学整形外科では、日常診療に加え、スポーツ活動にも力を入れており、部活動報告では今年特に活躍のめぼしかった5つの運動部が各々の日ごろの頑張りをまとめ、プレゼンしました。烈風会(剣道部)の河野先生、工藤先生による乱取り(風)は見るものを魅了していました。

そして、毎年の目玉である新人の出し物では、新人看護師さんたちがかわいい衣装をみにまといつつ玄人好みのダンスを披露しました。また、我々大学院1年目も、整形外科1年目の後輩たちのご協力のもと、非常に男くさいうちわ芸を披露し、観客たちとりこにしていました。

最後には恒例の松永俊樹准教授の万歳三唱で中締めをし、盛大な忘年会が幕を閉じました。

今年も多くの先生方にご協力いただき、忘年会を滞りなく進めることができました。幹事一同心から感謝しております。

来年もよりよい一年となるよう邁進してまいりますので、引き続きご指導の程よろしくお願いいたします。

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第12回ブリジストンオープンテニスシングルス 男子ベテラン優勝(野坂光司)

ノーザンファルコンズ(秋田大学整形外科硬式庭球部)は笠間先生の加入や英知先生らの猛練習により,順調にチーム力がアップしております.私は年々年老いていき,プレーにキレがなくなってきてはいますが,今年も何とかひとつタイトルを獲得してシーズンを終えることができました.

第12回ブリジストンオープンテニスシングルス 男子ベテランで優勝しました.また来年に向けて頑張る気力が湧きます.

医学部硬式庭球部の後輩たちはナイスガイが多く,多くの選手が整形外科に入局し,ノーザンファルコンズでともに戦えたらいいなと願っています.

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