平成28年9月22〜23日に箱根で開催された第65回東日本整形災害外科学会スポーツ親善プログラムフットサル大会に秋田大学整形外科サッカー部(エスパニョーレ秋田)として参加しました。参加メンバーは小林孝先生、堀川明先生、嘉川貴之先生、高橋靖博先生、湯浅悠介先生、私に加え、研修医の石橋恭太先生(中通総合病院)、佐々木吉寛先生(秋田厚生医療センター)、西澤光洋先生(横浜労災病院 *10月〜秋田労災病院)の9人です。昨年は一勝もできなかった大会でしたが、今回は若手3人の強力な助っ人を加え、過去最強とも言える布陣でのぞみました。大会はトーナメント形式で、参加チームは8チーム。9月22日の朝7時から1回戦が行われました。
初戦の対戦相手はToyooka Japan。初戦とあって動きは硬めでしたが、なんなく先制に成功。しかし、油断からすぐに失点。そこから相手ペースになりかけましたが、石橋先生、西澤先生が躍動し、次々に点を奪い、気づけば4-1。佐々木先生も交代で出場し、主力を温存できるような余裕の展開にもちこみました。試合終盤には小林先生も出場し、コート脇のバケツに突っ込むという珍プレーが飛び出ましたが、片方しかない健常なアキレス腱を死守したまま試合を終えることができました。
翌9月23日には準決勝が行われました。対戦相手はNCC(国立がん研究センター)。島田教授も見守る中、手堅く試合を進めていき、結果は4-1。この試合では堀川先生も出場し、場を大いに盛り上げました。
そして、初優勝がかかった決勝の相手は日本大学整形外科。フィジカルを活かしたプレーにかなり苦戦し、なかなか点をとれない展開が続きましたが、会場内で誰よりも声(ヤジ?)を出し、試合に出ている選手よりも目立ちがちな湯浅先生の応援をうけ、同学年の高橋先生がついに先制点を奪取!その後は、キーパーの嘉川先生を中心に堅い守りをみせ、1-0で勝利。初優勝となりました!
部の発足以来、負け続けてばかりでしたが初のタイトル獲得となりました。バスケ、駅伝部の陰に隠れて、今大会も周囲の期待は薄かったと思いますが、下馬評を覆す結果を出すことができ、大変満足しております。島田教授はじめ応援に来ていただいた先生方、また関連病院の先生方、誠にありがとうございました。今後もよい結果を届けられるよう精進してまいります。よろしくお願いいたします。