本当に自分のことですか?初めにこの話を伝えていただいたときは耳を疑いました。今回雄勝中央病院内で月に一人選出される笑顔美人賞という賞をいただきました。
いろいろな部署の方々から「おめでとう!」とお祝いの声をいただくと同時に、
「美人?…男性だけども…」
「医師も選ばれるんだね」
「当直明けで今日まったくあの人笑顔が見えないわ…」など疑問符の残る声もちらほら。
当の自分が一番驚いていました。そもそも医師が選ばれることもほとんどないそうです。中でも男性となると前回いつだったろうか…。と事務方も思い出せないくらい前になるようでした。本当に光栄な限りです。
せっかくいただいたのですから、大事に、誇りにしようと思います。
僕は 美人で、 笑顔を絶やしません。
知っている方々も多いと思いますが、2014年4月から中央病院に異動となり、わすか半年で左足関節開放脱臼骨折で途中リタイアという不名誉な目立ちかたをして周囲の先生、看護師、医療スタッフに迷惑をかけてしまいました。
駅伝部の一大イベントの一つ、全学駅伝にも不参加。
2014年は長幡厄年だからすぐにお祓いにいってこい。そんな心配までさせていました。その間に尻拭いをしてくださった先生方、本当にありがとうございます。この場をお借りしてお礼を言わせていただきます。
そんな僕ができることを探したときに笑顔であいさつ、笑顔で応援、笑顔で元気に仕事。というのがまず頭に浮かびできる限り笑っていられるように心がけていました。みなさんが普段意識せずにしていることなのかもしれませんが、改めて意識して行おうと思いました。
それを見てくれる方々がいて、さらに賞をいただける。こんなに幸せなことはないと思いました。
笑顔美人賞の賞に恥じないようにこれからも誰よりも笑顔で元気に患者さんに接して外来、手術、駅伝を頑張りたいと思います。