7月22~23日,東京で行われた第4回日本重度四肢外傷シンポジウム(JSETS)に講師として参加してまいりました.『重度四肢外傷の標準的治療(南江堂)』を執筆された土田芳彦先生が立ち上げられ,今回は札幌徳洲会病院外傷センター長 辻英樹先生会長のもと,盛大に行われました.同門からは外傷スペシャリストのみなさま(湯本聡先生,谷貴行先生,白幡毅士先生,湯浅悠介先生)が参加しました.私は『重度四肢外傷における最新のIlizarov治療戦略』というテーマで講演の機会をいただき,辻会長には心より御礼申し上げます.
今回もMicrosurgeryの重要性とIlizarov創外固定の生きる道を深く考えさせられる内容でした.また,土田芳彦先生,辻英樹先生らJSETSの方々の『日本の外傷学を立派なものにしていく』という強い信念に心打たれる内容が多かったです.
懇親会では,やはり島田教授の秋田県におけるリーダーシップの実際について,最上敦彦先生,土田芳彦先生ら多くの方々から話題にのぼり,非常に誇らしかったです.
島田洋一教授会長のもとで行われる日本創外固定・骨延長学会に向けて,秋田大学,関連病院でもIlizarov,重度四肢外傷のすそ野をもっともっと広げていかなければならないと感じました.