2017年11月18日に2017市民公開講座が秋田市文化会館で開催されました。足元が悪い中、多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。今年のテーマは、「健康寿命を延ばすために骨粗鬆症を知ろう!!」です。
例年どおり12時からデモンストレーションを行いました。ロコモ度テストと脊柱可動域・重心動揺・筋力測定(背筋力・下肢筋力)を実施しました。
14時からはパネルディスカッションでは、開会のご挨拶を秋田魁新報社の小笠原直樹社長、来賓のご挨拶を秋田市保健所の伊藤千鶴所長よりいただきました。総合司会を秋田テレビの石塚真人様にお願いし、はじめに島田洋一教授より「超高齢社会を生きる;運動器疾患の重要性」と題して基調講演をいただきました。骨粗鬆症の病態・問題点、秋田県の現状、予防・治療についてわかりやすく説明していただきました。
続いて東海林和弘先生と粕川雄司先生がコーディネーターとなり、パネリストとして石澤暢浩先生、佐藤毅先生、大沼信一先生、土江博幸先生、大内賢太郎先生をお招きし、パネルディスカッションを行いました。骨粗鬆症の予防に関して、食事療法や運動療法が重要という説明をいただきました。片足立ち、スクワットを会場の皆様と一緒に実践し、膝が痛い方には椅子に座りながら膝を伸ばす四頭筋訓練や雪の深い冬には大きなショッピングセンターなどでカートを押しながらウォーキングすると良いとアドバイスをいただきました。パネルディスカッション後はご参加いただいた皆様から医療相談を受け、今年の市民公開講座は閉会しました。足元が悪い中、ご参加いただいた方々、お手伝いをいただいた関係者の方々に心より感謝申し上げます。今後も市民講座を継続できるようにご支援・ご協力よろしくお願い申し上げます。