留学報告⑩ 免許・SSN(斉藤公男)

秋田大学医学部附属病院 リハビリテーション科/整形外科の斉藤公男です.2017年9月から島田洋一教授の御高配によりアメリカサンフランシスコ UCSFに留学させて頂いております.現在お世話になっているのはZuckerberg San Francisco General Hospital(ZSFGH)のOrthopedics Trauma Instituteです.

 

今回はSSNと免許について.

 

  • ソーシャルセキュリティナンバー;SSN

これがないと手続きが進みにくいこともあり,すぐに手続きすべき書類のひとつです.申請して14日程度で届きます.実際はなくてもなんとかなりますが,後述する運転免許は,SSNがないとなかなか届かないことがあるようです.

 

 

 

 

 

 

 

  • 交通ルールの違いと

サンフランシスコはとても小さくまとまっている街なので,車が無くても特に問題はありません.しかし,少し遠出をしたいときや,買い出しの時などは車があると便利です.半年だけの滞在ですが,運転できる準備はしておきたいと思い,免許を取得することにしました.ちなみに短期間の旅行者の場合は国際免許で問題ありません.

とはいえ,左ハンドルの車など乗ったこともなく,アメリカ独特の交通ルールもよく分からなかったので,お金を払って個人のドライビングトレーニングを申し込みました.

日本との違いは,右車線の走行,左ハンドルだけではありません.

・赤信号のとき,安全確認できれば右折(日本で言えば左折)可能です.このため,歩行者の時は注意が必要です.ときどき普通にぶつかりそうになるときがあります.

・踏切は,一時停止せずに突っ切ります.

・信号なしの十字路は,必ず一時停止し,その後は交差点に着いた順に進みます.右が優先とか左優先とか直進優先とかないので分かりやすいです.

・横断歩道付近の歩行者は絶対的に優先です.

他にもそれなりに違うので,もし旅行や短期間で来た場合,国際免許で問題ないのですが,時間があるなら講習をうけてから乗るのがよいと思います.

  • 運転免許

サンフランシスコの免許センターはいろいろ評判が悪いのですが,近場なのでここで受験しました.坂道が多く,人も車も多いため,実地試験が大変ということですが,ドライビングトレーニングでみっちりやったおかげで,免許は難なくクリアできました.これでいつでもドライブできます.

 

本当の免許が車では,ペラペラの紙の仮免許で運転です.先述したSSNが無い場合,運が悪いと本当の免許が来るまでに相当な時間がかかってしまうようです.実際に半年以上してもまだ届いていない先生もいらっしゃいました.

*カリフォルニア州の運転免許(本物)です

 

  • レンタカー・カーシェアリングサービス

車買うほどお金はないので,レンタカーやカーシェアリングサービスに頼ります.通常のレンタカーでも十分便利ですが(返却時の細かいチェックが全くありません!),Zipcarに代表されるカーシェアリングサービスも便利です.近くにあると,短時間だけの利用の場合,貸し出しにも返却にも時間がかからず重宝しています.

いろんな車にのれて楽しいです.

家の近くのZipcar2台.白いベンツZipCarなので借りることができますが,1時間15$です.

カローラ頼んだらカマロが来ることも.この雑な感じがアメリカン!