平成30年8月5日から開催された全国高等学校野球選手権大会の秋田県代表の秋田県立金足農業高等学校の野球部に8月9日~12日、15日~17日の期間帯同させていただきました。
帯同メディカルチームは理学療法士2名、医師1名で構成されており、練習や試合の間の選手のコンディションを整えることが主な働きです。大会期間中の大阪は非常に暑い日が続いており、熱中症対策も非常に重要で、練習・試合前にはアイシング用の氷を用意しました。練習・試合で選手が受傷し、医療行為が必要と考えられた場合は、現地の医療機関を受診も必要となります。私が帯同していた期間にも医療機関を受診する必要がありました。普段私は医療機関で患者さんを診察していますが、今回は練習現場に帯同することで受傷現場に立ち会う立場となりました。その受傷現場での処置や医療機関への受診の要否について判断する立場となり、非常に勉強になりました。今後の診療にも活かしていきたいと思います。
今回は3回戦の試合が帯同中にあったため、試合に向けての選手のコンディショニング調整し、試合中は応援団に混ざって金足農業を応援しました。劇的な逆転勝利を間近で見て、非常に感動しました。
最終的には金足農業高校は準優勝と秋田県勢史上最高の結果を残しました。秋田県内のみならず日本全国が金足農業に魅了されました。私もこのような形で関われたことは非常に幸せなことで、このような機会を与えていただいたことに感謝致します。本当にありがとうございました。金足農業甲子園準優勝本当におめでとうございます。