投稿者「akita-u-seikei」のアーカイブ

「メディカル・サイエンスカフェ・ネクスト」に参加して(野坂光司)

秋田大学でここ10年ほど継続的に行っている一般向けの講座「メディカルサイエンスカフェネクスト」(にかほ市)という催しに参加いたしました.

メインテーマは「高齢社会を明るく生きる」でした.例年,医学部の教員1名と手形の教員1名の計2名で行っている地域交流を目的とした講座ということで,一般市民向けの健康増進と啓発の点で素晴らしいコンセプトの市民講座でした.

「カフェ」と言う名の通り,人数はあまり多くならないよう,30名程度に押さえているとのことで,椅子,テーブルの配置も「カフェ」形式で,質疑応答も,緊張せず普通に会話できるような工夫が凝らされておりました.

私は「元気に年をとる秘訣」ということで,健康寿命と運動器,特に骨の重要性のお話をいたしました.

フロアからの質問も非常にたくさんいただき,盛り上がった会になりました.

第48回 日本リウマチの外科学会(河野哲也)

2019年9月13,14日と京都で開催されました,第48回日本リウマチの外科学会に参加して参りました.秋田厚生医療センター小西先生,市立秋田総合病院柏倉先生,平鹿総合病院櫻場先生もご参加されました.

私自身,今回が初めての参加でした.本学会は,まさに「リウマチ整形外科医」の集まりであり,学会テーマである「リウマチ外科の真髄」のもと,手術を中心として講演,演題が多岐に渡り,各セッションで予定時間を過ぎるほど熱い議論が交わされておりました.

私は「化膿性股関節炎と鑑別を要したシェーグレン症候群の1例」で発表させていただきました.会場からは,同じような症例を経験された先生や,別の見方からご意見を頂戴したりと,大変有意義な機会となりました.本学会に参加し改めて,リウマチ整形外科医の必要性を感じましたので,これからの診療も努力していきたいと感じました.

第27回日本腰痛学会 (工藤大輔)

2019年9月13日、14日神戸国際会議場にて第27回日本腰痛学会が開催されました。会長は杏林大学医学部整形外科学教室 市村正一教授で、テーマは「腰痛診療の覧古考新」でした。

秋田大学整形外科からは、粕川雄司講師が「下位腰椎骨粗鬆症性椎体骨折の治療」、本郷道生講師が「骨粗鬆症性既存椎体骨折の分布と背筋力と腰背部痛・QOLとの関連」、私が「ロコモティブシンドローム進行度の違いによる身体機能、腰痛、QOLの比較」、また関連病院からは畠山雄二先生が「L5近位支配筋としての中臀筋筋力の定量評価」、木下隼人先生が「成人脊柱変形手術における多椎間PLIF単独とLIF併用の手術侵襲比較」について発表しました。特に今回は本郷講師の演題が、優秀演題賞にノミネートされ、骨折数と骨折部位による各アウトカムの関連性を示したすばらしいご研究と思いました。

特別講演では、ラグビーワールドカップ応援企画として、腰椎疾患で手術治療した大学ラグビーで活躍された選手の経験談を拝聴することができました。ほかに本年5月13日に日本整形外科学会と日本腰痛学会の監修による「腰痛診療ガイドライン2019」が、発刊されたことが大きなトピックと思われました。本ガイドラインでは、急性または腰痛に対する各薬剤の推奨度、エビデンスが示されており、日常診療の助けになるのではないでしょうか。

腰痛診療は、まだまだ発展途上の分野と思います。今後も日常診療に加え、新たな視点からも腰痛診療に寄与できればと思います。

第15回 秋田県運動器疾患セミナー(粕川雄司)

2019年9月11日水曜日、第15回秋田県運動器疾患セミナーが秋田ビューホテルで開催されました。

 

はじめに、大曲厚生医療センター整形外科 診療部長 阿部利樹先生より「骨粗鬆症性椎体骨折に対する椎体形成術」と題しミニレクチャーをいただきました。高齢化に伴い増加している骨粗鬆症性椎体骨折に対する椎体形成術についての詳細なご講演は、大変勉強になりました。実際の手術手技やその注意点、また数多くの治療例についてその効果・有用性をご提示いただきました。今後益々適応が増えてくると考えられる重要な手技ということを改めて認識致しました。

 

特別講演は、大阪大学大学院医学系研究科 器官制御外科学 講師 海渡 貴司先生より 「脳バイオマーカ-を用いた頚髄障害に対する外科・保存治療の効果予測」と題しご講演頂きました。椎間板の再生や骨形成の可視化、また骨形成促進能を有するBMPについての基礎的なお仕事の歴史について、多くの先生方とのかかわりを含めてお話しいただきました。さらに頚髄症の臨床症状、特に上肢症状の改善は、Resting state fMRIという脳機能画像解析による脳機能的結合の変化と関連し、また脳活動(ALFF)の術前後での変化も臨床症状の変化と関連することから、頚髄症の保存治療や手術治療の効果予測・判定が可能であるという、最先端の知見を教えていただきました。最後に基礎と臨床の仕事を進めるにあたっての心構えをお話しいただき、今後の仕事の姿勢について改めて考えることができました。大変お忙しいところ秋田までお越し頂き、ご講演頂きありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。

エスパニョーレ秋田(村田昇平)

エスパニョーレ秋田優勝!!!!!

 

2019年9月5日、6日の2日間にわたって東京医科歯科大学主催の第68回東日本整形災害外科学会が東京ドームホテルにて行われました。著名な先生方による多数の特別講演や、創意工夫に溢れた一般演題が多くあり、白熱した議論が各会場で行われていました。秋田からも多くの先生方が参加し、私もエコー下下肢ブロック手術を検討した演題で発表もさせていただいてきました。

 

また本学会には親善スポーツプログラムというもう一つのメインイベントがあります。「親善」とは名ばかりに毎年各大学の威信をかけて駅伝・バスケットボール・フットサルの3競技が行われています。

 

私はエスパニョーレ秋田の一員としてフットサルに参加させていただきました。

今回エスパニョーレ秋田は若手のホープでイケメンと評判の井野剛志先生、駅伝部エースの長幡樹先生(2日目から)、最近肉体改造に取り組んでいる高橋靖博先生、万年体調不良で筋肉量減少に定評のある尾野祐一先生、アニキこと嘉川貴之先生、筆者の合計6名(初日は5名でした・・。)で戦ってきました。フットサルは5人で行う競技で、初日は少数精鋭というと良い響きですが、交代も不可能な5名しかおらず、初戦敗退が強く懸念されましたが井野先生のファインゴールと嘉川先生のナイスセーブもあり、1-1の同点で試合を終えることができました。同点の場合はジャンケンによる勝ち抜きで決着をつけるルールでしたが、ここでも井野先生がイケメンぶりを発揮し、勝ちまくってくれたおかげで、秋田大学の勝利の結果となりました。

 

2日目は駅伝を優勝で終えた長幡先生も参戦してくださり、6名で山形大学との準決勝を迎えました。この試合でも井野先生が躍動し、この試合2ゴール!!長幡先生、高橋先生、尾野先生の堅守もあり2-1の僅差でなんとか勝利することができました。

 

そして迎えた決勝、東京医科歯科大学との一戦。相手の華麗なテクニック、素早いプレスに加えこれまでの疲れもあり、徐々に圧倒されるエスパニョーレ。何度か井野先生、高橋先生、尾野先生を起点に良いチャンスを作るも、最後は押し込まれ結果は3-0の完敗でした。

 

当初は1勝も危ぶまれたエスパニョーレでしたが、皆様のご支援、ご協力もあり準優勝で終わることができました。今後はチームのさらなる強化のために人材確保、尾野先生の筋肉量増加を緊急の課題として日々精進していきたいと存じます。また、今回の学会参加の経験を活かして、日常診療や研究により一層励みたいと思います。今後ともご指導のほど何卒宜しくお願いします。

第68回東日本整形災害外科学会駅伝プログラム(三浦隆徳)

2019年9月5日、6日に東京医科歯科大学主催の第68回東日本整形災害外科学会に参加して参りました。親善スポーツプログラムでの駅伝部の結果についてご報告させて頂きます。「親善」とは名ばかりに各大学の威信をかけて開催されるスポーツプログラムですが、秋田大学駅伝部は初大会から前人未踏の7連覇を更新中、絶対に負けられない状況での参加となりました。

会場は東京臨海広域防災公園、1人あたり2.6km、1チーム5人構成でした。各チームは秋田の牙城を崩すべく、相当に練習を積んできた様子でレース前から火花散る様相でした。エースが集う花の1区を長幡樹先生が堅実な走りでつなぎ、2区で筆者がたすきを受けました。順位を押し上げライバル千葉大学との差は縮めるものの、逆転はできず2位で千馬誠悦先生に中継しました。そこで千馬先生が圧巻の走りで千葉大学を逆転、そして4区佐々木研先生、5区大屋敬太先生がさらに引き離し、1位でFinish!2位千葉大学、3位東京医科歯科大学でしたが、2位とは2分51秒差、区間賞3つと圧勝でした。またBチームも竹島正晃先生、成田裕一郎先生、佐藤光先生、小林志先生、井上純一先生が快走し、4位という結果で終了しました。

来年度は9連覇をかけて軽井沢で戦って参ります。今回ベストメンバーではなかったチームもあり、来年も各チーム調整してくることと思います。我々もさらなる高みを目指して頑張って参りたいと思います。新メンバーの加入も随時募集中です。練習会を通じて是非一緒に走りましょう!駅伝部は今後もスポーツ活動を通じて医局の発展に貢献できればと考えています。今後ともご指導、ご声援のほど何卒宜しくお願い致します。

第45回日本整形外科スポーツ医学会(木島泰明)

現在、大阪のグランフロント大阪 ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンターでは、第45回日本整形外科スポーツ医学会が開催されています。会長は大阪市立大学大学院整形外科の中村博亮教授で、テーマは「原点からの飛躍と多様性への対応」です。
我が秋田大学整形外科からは、メイン会場でのシンポジウム「高齢者とスポーツ医学‐健康寿命延伸への寄与‐」に、本郷道生講師が「高齢者のスポーツ活動・運動療法による脊椎疾患に対する影響」というご発表をされました。また、パネルデスカッション「アキレス腱断裂の治療」では、平鹿総合病院の千田秀一先生が、「新鮮アキレス腱断裂に対する最小侵襲手術の適応」というタイトルでご発表され、そのあとの総合討論でもアスリートに対するアキレス腱断裂の治療に関して、かなり白熱した討論がなされていました。
私も秋田県体育協会の強化指定選手のメディカルチェックから得られた情報を発表するとともに、全国からの発表や講演を拝聴しております。当科の齊藤英知先生も変形性膝関節症手術とスポーツのセッションで座長を務められておりました。
本学会で得られた最新の知見を秋田でのアスリート診療に生かすとともに、引き続き秋田で得られた知見を全国や世界に発表し、東京2020に向けて、スポーツ整形外科医療の発展に寄与していきたいと思います。

第5回秋田県関節鏡・膝・スポーツ整形外科研究会( Akita Orthopedic Society for Knee, Arthroscopy, and Sports Medicine: AKAS)に参加して (村田昇平)

秋田では猛暑が過ぎ去り、太陽の光が日増しに黄色く弱っていくような気持ちの良い晩夏となってまいりました。そんな中、2019年8月24日第、5回秋田県関節鏡・膝・スポーツ整形外科研究会( Akita Orthopedic Society for Knee, Arthroscopy, and Sports Medicine: AKAS)が開催され、季節を裏切り盛夏のごとく熱い会となりました。

 
一般演題は、Akita Sports Arthroscopy Knee Group(ASAKG)メンバーから全部で11題もの演題がありました。筆者の発表の他、高橋靖博先生(秋田労災病院)、塚本泰朗先生(市立田沢湖病院)、赤川学先生(市立秋田総合病院)、大内賢太郎先生(市立横手病院)、佐藤千恵先生(秋田労災病院)、瀬川豊人先生(城東スポーツ整形クリニック)、斉藤公男先生(秋田大学)、佐々木香奈先生(中通総合病院)、冨岡立先生(市立横手病院)、関展寿先生(秋田労災病院)たちから素晴らしい発表をいただき、大変勉強になりました。

 

ミニレクチャーでは、秋田赤十字病院人工関節副センター長、冨手貴教先生からご講演をいただきました。『人工膝関節置換術について』と題して、人工膝関節手術(TKA)について、その歴史を踏まえながら、基本的な考え方、pit fall、現在から今後のトピックについてご指導をいただきました。TKAについてこれほどまでに体系的に学べるのは非常に貴重な機会でしたので、机にかじりつきながら勉強させていただきました。今回必死になって書いたメモは大事にしてこれから何度も見直したいと思います。

 

そして、なんといっても特別講演は大変豪華な2講演をいただきました。一つ目は、大阪大学大学院医学系研究科運動器スボーツバイオメカニクス学共同研究講座、特任教授、前達雄先生より『膝前十字靭帯の治療・評価 -変形性関節症にならないためにすべきこと-』、もう一つは、東海大学医学部外科学系整形外科学、准教授、内山善康先生より『柔道選手における肩関節疾患・外傷』と題しまして、誠に素晴らしいご講演を頂きました。

 
前達夫先生からは膝前十字靭帯(ACL)について、初診時、術前、術後の詳細かつ実践的な評価法について、これまでの歴史も踏まえながらご教示を賜りました。大変鮮烈に私の記憶にのこったのが前先生の「アメリカでにわかに言われている、ACL再建はやってもやらなくても変形性膝関節症(OA)になるというのはウソ。正しく再建すればOAにならない。」という言葉であります。OA膝をつくらないACLの正確無比な再建のために、前先生が評価から手術まで、いかに情熱的に、繊細にやっているのかということを教えていただき、本当に刺激的な内容でした。

 
内山善康先生は大変高名な整形外科医、肩関節外科医でありますが、同時にTBS系の「消えた天才 〜超一流が勝てなかった人 大追跡〜」であのバルセロナオリンピック金メダリスト古賀稔彦選手から唯一投げられなかった選手として紹介され、ご出演された最強の柔道家でもあります(柔道インターハイ2年連続準優勝、医師柔道世界大会チャンピオンという恐ろしい経歴です)。柔道家としての経験を活かした肩関節に治療についてご教示いただきました。私も一応は北海道相撲3位という肩書きがあるのですが、最強の空手家である島田洋一教授が座長、最強の柔道家である内山善康先生の演者という自分より遥かに強い二人のご講演を大変興味深く、楽しく拝聴させていただきました。

 

第5回秋田県関節鏡・膝・スポーツ整形外科研究会で学ばせていただいたことを今後の臨床、研究に活かして、また明日から一人でも多くの患者様に満足していただける医療を行えるように努めたいと思います。

SICOT Foot & Ankle International Conference(野坂光司)

SICOT Foot & Ankle International Conferenceに招かれ,8月9~10日,中国の東南部,江蘇省蘇州市に行ってきました.

中国足の外科学会はいま,非常に伸びている分野とのことで,会場もすさまじい熱気に包まれていました.私は『Effectiveness of distal tibial osteotomy with distraction arthroplasty in varus ankle osteoarthritis』というタイトルで進行期足関節症における関節温存手術として秋田大学で行っているDistraction DTOOの長期成績についてお話いたしました.Distraction DTOOは活動性の高い高齢者のTakakura分類3bの変形性足関節症には特に有用と考えています.フロアの先生からは非常にたくさんの鋭い質問をいただき,今後の臨床にしっかりと役立てていきたいと思いました.

今回は中国吉林大学整形外科の常非先生はじめ,足の外科のみなさまにとても素晴らしいおもてなしをいただきました.国際化を進めていく足の外科学会においては,中国との付き合い方はとてもsensitiveで重要な意味合いを持つということを改めて感じました.秋の日本足の外科学会には中国だけでなく,以前トラベリングフェローでお世話になった韓国からも多くの先生がまいります.しっかりと恩返しし,将来に向けても有意義な交流を深めていきたいと思います.

中国では年に一回あるかないかという台風に直撃され,上海空港が全便欠航になるというアクシデントもいい思い出になりました.

このような貴重な機会を与えてくださいました奈良県立医科大学の田中康仁教授,谷口晃准教授には心より御礼申し上げます.

また忙しい時期に快く送り出して下さった島田洋一教授はじめ医局の先生方,本当にありがとうございました.

第101回全国高校野球甲子園大会,秋田中央高校帯同(村田昇平)

 

この度,秋田県,秋田県高校野球連盟,秋田県臨床整形外科医会,秋田県理学療法士会,秋田県整形外科医会のご高配,ご指導のもと第101回全国高校野球甲子園大会(甲子園)にて,僭越ながら,秋田中央高校野球部にドクターとして帯同して参りました.本大会も例年通り,医師1名,理学療法士(PT)2名の体制でメディカルサポートをさせていただきました(滞在中はPT福原隆志先生,安藤優先生,畠山和利先生とご一緒でした).

 

私は8月4日にチームと合流し,現地での練習,開会式,8月7日の初戦ギリギリまで選手と一緒の空間で過ごさせていただきました.今年はご一緒した安藤先生が5年前から秋田中央高のメディカルトレーナーを勤めてくださっていることもあり,初日から選手たちとの非常に良いコミュニケーションの中に混ぜていただきました.安藤先生はみんなから兄貴分の如く慕われており,また安藤先生からも選手たちへの愛が常に溢れ出ておりました(安藤先生はいつでも選手たちのすぐそばで気を配っており,練習終わりには談笑しながらトンボがけなどもしていました.).

 

帯同医としては誠に幸いなことに,私の赴任中は医師としての仕事をすることはほぼありませんでした(佐藤監督,後藤部長,関係者の方々による日頃からの適切かつ細やかなマネジメントの賜物と思います.).日中は選手たちへの声掛けや,氷嚢の準備,PTの先生達のお手伝いをさせていただき,自分なりに少しでも選手たちのためになることができればと考えながら行動していました.夜はコンディショニングルームにて,秋田では高名な福原先生,安藤先生,畠山先生らの達人的な徒手介入をみて勉強させていただいておりました(あと,氷嚢の洗濯など,できることを少しでも探してました.).その際に選手たちとゆっくりコミュニケーションをする機会に恵まれましたが,みんな明るく素直で,本当に本当にナイスガイばかりでした.

 

大変遺憾ではありますが,日程の関係で私は中央高校の一回戦開始直前に,甲子園をあとにして,伊丹空港行きのバスへ乗り込みました.引き継いだ井上純一先生は3年連続3回目の甲子園帯同と,ちょっとした強豪校のような肩書をお持ちですので非常に心強いです.

 

この記事を書きながら現在時刻は8月7日16時,さてそろそろ伊丹空港に到着です.速報を見ると奇しくも中央高校が今まさにプレーボールの様です.秋田中央高校の選手たちの活躍と,これからの人生のご多幸を強く祈念して,筆を置きたいと思います.

 

今回選手たちから与えてもらった素晴らしい経験やエネルギーを糧として,今後の診療,研究により一層邁進したいと思います.

この度は貴重な機会を与えてくださった関係者の皆様方,秋田県臨床整形外科医会会長 湊昭策先生,また秋田大学整形外科学講座教授 島田洋一先生に心より感謝申し上げます.