第113回東北整形災害外科学会(湯浅悠介)

6月17、18日仙台にて第113回東北整形災害外科学会が行われました。それと同時に今年も日整会野球につながる東北整形災害外科学会野球大会が開かれ、初戦を岩手医科大学と戦いました。乱打戦の末、惜しくも8-9で敗退してしまいました。しかし、見事に手術から復帰した大内先生や新戦力の加入によりノーザンデーモンズは確実に戦力をあげております。来年こそは必ず日整会野球へ出場してくれると感じました。本当にお疲れ様でした。

さて、学会は東北各地から多くの演題が集まり、そのどれもが専門性の高い発表内容でした。その中で、最も盛り上がったセッションが「学生セッション」。秋田大学からは6年生の岡本憲人君が、「スポーツ障害予防セルフチェックアプリケーションシステム作成の試み」と題して、中学生アスリートのスポーツ検診をもとにスポーツ障害予防について発表しました。発表内容はもちろん、その堂々としたプレゼンテーション、そして質疑応答で見せた対応力はとても学生とは思えない素晴らしいものでした。結果は見事、最優秀賞を受賞。秋田大学が歓喜に沸いた瞬間でした。岡本憲人君、本当におめでとうございます。

秋田大学からは19演題の発表と、赤川学先生から第11回東北整形災害外科学会トラベリングフェローとして帰朝報告がありました。そして今回は秋田大学からトラベリングフェローとして工藤大輔先生、河野哲也先生の2人が選出されました。本当におめでとうございます。

第113回東北整形災害外科学会は、まさに秋田大学整形外科の勢いを表す学会になったと思います。今後も日々の精進を怠らず、この勢いをさらに加速させ、邁進してまいりたいと思います。DSCF0436 DSCF0443 DSCF0445 DSCF0446 DSCF0432