Foot International 2016 EFAS (European Foot and Ankle Society), DAF, i-FAB Congressに参加して
6月23日から25日までBerlinでヨーロッパ足の外科学会学術集会がありました。今年はドイツ足の外科学会(DAF)、International Foot and Ankle Biomechanics Community(iFAB)と共催ということもあり、世界から多くの参加者が集まりました。訳あって、1泊3日の弾丸ツアーになってしまいましたが、例年行っているAOFAS(アメリカ足の外科学会)が人工足関節やシャルコー足、扁平足などが多いのに比して、外反母趾やリウマチ足など我々のやっている内容に近く、非常に有意義な学会でした。ヨーロッパでは最近MIS手術が盛んで、今回の学会でもビデオセッションがあり、手術法を勉強することができました。驚いたのは、質疑応答の数です。アメリカでも確かに質疑応答は多いのですが、ヨーロッパはそれ以上で、長いものでは発表終わったあとに20分以上議論してました。フロアーでやってけれって感じでした。
会場も3つの会場があるものの、時間が重なることも少なく、興味ある領域の聴講がスムーズにできた印象です。アメリカ足の場合、バカンス要素が多分にあり、空き時間が多いのに比して短時間で有効な時間が過ごせたと思います。会場はULANIA Berlinというところで、ベルリン中心地にあり、周囲にはブランデンブルグ門や戦勝記念塔といった名所も有りました。短時間の滞在でしたが、唯一の観光として自転車を借りてサイクリングしてきました。
今回、二度目のベルリンでしたが、ベルリンといえばカリーブルストです。太いソーセージにケチャップとカレーパウダーがかかったもので、本当に美味しいです。フライドポテトも盛り沢山なので、これとビールだけでお腹いっぱいになりました。結局、ベルリンにいる間に2回食べちゃいました。
来年は9月にリスボンで国際足の外科と共催で行われます。また演題をだして行きたいと思います。
市立秋田総合病院 柏倉 剛