第32回日本義肢装具学会学術集会  (木村竜太)

2016年10月15〜16日、札幌で日本義肢装具学会が行われました。松永准教授、益谷先生、水谷先生、千田先生、畠山先生、高橋先生、AMAGメンバー秋田大学理工学部の八木君、小松君、木村が参加して参りました。

発表は松永准教授「FESサイクリング」、水谷先生「卓上上肢リハビリロボット」、八木君「3Dプリンタ手関節装具」、木村「歩行リハビリロボット」について行いました。手関節装具はかなり注目を浴びており、私は「ロボットリハを市中病院でも早く取り入れられるように、大学病院などの皆様にはぜひ頑張って欲しい」と激励のコメントをいただきました。大学という存在の大きさを改めて感じ、より精進しようと思います。

 

本学会は義肢装具士の方が多いことから、少し目線の異なる発表が多く、特に義肢がどのような開発工夫がされているか等の事例はなかなか聞くことができない内容で興味深く、特に今回はリオパラリンピックでサポートした選手の活躍の報告が多くありました。テレビでしか知らないパラリンピックの裏側には、オリンピックにも負けないドラマがあり、メディカルサポートの程度によって選手の成績も左右されることを学びました。

 

日本は義肢装具分野で世界トップクラスですが、日進月歩、東京パラリンピックまでにより進んだ世界になると思われます。次々回は主催でもあり、我々も今回以上の報告ができるよう引き続き研究を行ってまいります。%e7%be%a9%e8%82%a2%e8%a3%85%e5%85%b7