第65回Japanese Association for Biological Osteosynthesis(略称JABO)に講師として参加してまいりました.非常に歴史あるJABOにお招きいただき,世話人の福山市民病院 小川健一先生には心より御礼申し上げます.
ピロン骨折は世界的にも難易度が高く,チャレンジングなものとされており,今回は募集即満員御礼だったそうです.
原口直樹先生からは受傷機転から分類,小川健一先生からは初期治療の大切さ,早稲田明生先生からアプローチ,松村福広先生からは骨接合,辻英樹先生からは軟部組織の扱い方,最上敦彦先生からは髄内釘,私がIlizarovによるMATILDA法の有用性,依光正則先生からは最近の文献の紹介をいただき,あっという間の一日でした.
私の講演の座長は野々宮廣章先生にしていただきました.本当にありがとうございました.他の講師の先生の話も大変興味深く,私自身も大変勉強になった一日でした.またコメントいただきました帝京の渡部欣忍先生,北九州総合病院の福田文雄先生には心より御礼申し上げます.
秋田からは益谷先生,湯浅先生が参加されました.この二人には本当に秋田大学の外傷を引っ張っていってほしいと思います.