第29回日本リウマチ学会 北海道・東北支部学術集会に参加して(三浦隆徳)

2019年11月2日(土)~3日(日)につがる総合病院リウマチ科の浦田幸朋会長のもと青森市で開催された第29回日本リウマチ学会 北海道・東北支部学術集会に参加して参りました。

本学会は、「免疫療法を俯瞰する」というテーマのもと開催され関節リウマチ、膠原病だけでなく、近年自己抗体製剤が開発されている喘息などのアレルギー疾患などについても講演がなされていたのが印象的でした。同門からは柏倉Director、浦山先生、相澤先生、櫻場先生、青沼先生、杉村先生、河野先生、私が発表させて頂き、AORAレジストリーの解析や自施設の経験など多彩な知見を発信してきました。特に、最近AORAで取り組んでいる「漫然と」ステロイド投与しないことを目的とした演題が多く、ステロイドを中止できない症例や、その要因、ステロイド性骨粗鬆症予防治療の推移などの発表は他県の先生方にも十分PRできたのではないかと思われます。

盛会に終わった本会ですが、来年は秋田主幹で開催されるとのことでしたので、臨床知見を蓄えて微力ながら貢献できるように精進していきたいと思いました。