2015年のASBMR Annual Meeting が米国シアトルにて、10月9日~12日の4日間にわたり開催されました。当科の骨代謝グループであるA-BONEからは、宮腰director、粕川vice-director、野坂先生、土江先生、木下先生、千恵先生、藤井の計7演題を発表してまいりました。演題内容は、各先生方のご専門、研究テーマに沿ったもので、脊椎から関節、リウマチ、動物実験など基礎から臨床まで多岐にわたり、A-BONEの最先端かつ幅広い研究成果を世界にアピールすることができたと思います。個人的には、国内学会では味わえない長時間の討議がとても刺激になりました。その中で骨質評価、健康食品と骨粗鬆症についてなど、自分の興味のある分野に関する新しい知見も得られ、また先日研修したタイの病院の整形外科医とも情報交換でき、非常に有意義な時間を過ごすことができました。このような機会を与えていただいた島田教授、宮腰准教授にこの場をお借りして感謝申し上げます。
学会時間外もKawana ”Pets” Tatsuo隊長により、ボーイング社工場見学、ワインツアー、スターバックス1号店(と偽1号店)訪問など、バラエティーに富んだアクティビティが企画されました。夕食では、テーブルに無造作に置かれたカニをハンマー(軽ハン)でたたき割り食べるという、シアトルならではの名物料理を堪能することができました。みなさん整形外科医の本領を発揮し、無言でハンマーを振り回していたのが印象的でした。
まだ時差ボケが抜けきらない帰国直後ですが、またこのような楽しく有意義な学会に参加できるよう、日々の仕事をがんばっていきたいと思います。
今後ともなにとぞよろしくお願い申し上げます。