2015年10月22日23日の両日に、第30回日本整形外科基礎学術集会が富山市で開かれました。秋田大学からは松永准教授、工藤先生、大内先生、藤井先生、望先生と佐藤の6演題の発表がありました。また、宮腰准教授はシンポジウム、特別講演、座長など、多くの場面で骨粗鬆症研究のトップランナーとして発表されていて、下につかせて頂いている大学院生としてとても誇らしく思いました。少しでもA-BONEへの恩返しができるよう、努力をしていこうと感じた次第でした。私は、日頃の基礎研究の成果を発表してきたわけですが、視点を変えたご質問などを頂くと、また新たな研究のヒントを得ることができ、とてもよい機会になりました。その他、膝関節の軟骨代謝に関する研究などを拝聴し、大変有意義な時間を過ごすことができました。日々研究のご指導頂いております島田教授、宮腰准教授、粕川講師、A-BONEメンバーの皆様にはこの場をお借りして御礼申し上げます。
さて、学会会場は富山城の真向かいという素晴らしいロケーション。街中をトラムが走る、とても風情のある町並み。初日の夜は、准教授お二方を囲んでの懇親会で、富山湾の豊富な海鮮物で舌鼓をうち、おいしい地酒を頂きながら准教授の学生時代のお話などを楽しく伺いました。
それから、学会前夜、工藤先生は以前研修に行かれていた総合脊損センターの先生方と遭遇され、あっという間にその輪へ溶け込まれていらっしゃっていました。さすが!全国どこに行っても人気者の工藤先生です。
私事ですがASBMR前から跛行がなかなか治りません。ただ今回は、珍しく(?)スポーツ大会参加のない学会で、穏やかに帰秋致します。
再び気を引き締めて精進して参りたいと存じますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
佐藤千恵