米国留学報告②(斉藤公男)

秋田大学医学部附属病院 リハビリテーション科/整形外科の斉藤公男です.2017年9月から島田洋一教授の御高配によりアメリカサンフランシスコ UCSFに留学させて頂いております.これから少しずつ留学中の情報をブログに挙げていきたいと思います.

 

②家族と一緒に入国

留学前はあまり考える余裕も無かったので単純に家族と一緒に行こうということだけでしたが,実際にセットアップで米国に行き,言葉も文化もまるで違う異国の地に住むということが不安で不安で仕方ないまま一時帰国しました.そして,強烈な不安感に包まれたまま再渡航…正直,1人ならまだしも家族と一緒ってかなり大変なのでは?という思いでした.が,結果としては逆に家族に助けられることが多い毎日です.

まず,入国時,いつもいろいろ聞かれる入国審査は,家族がいると「Hi Kids! So cute!」で終了しました.こんな楽な入国審査は初めてでした.アメリカ人は犬と子供にはものすごく優しくて(偏見では無いと思う),かなり強面の人も子供の「Hi」の一言でにっこりしてくれます.最高に楽ちんです.セットアップ時にはいろいろゴタゴタしたアパートの契約も,子供がいると「Hi baby! So cute!」で終了です.英語話せなくてもこれで良好な関係を築けます.最高に楽ちんです.

この期間のセットアップは以下の通りです.

・ネット・TV:高速回線+ケーブルテレビを契約しましたが,高いです.日本よりも格段に高いです.しかも,ケーブルTVに税金かかります.これも高い!

・電気:電話での契約.英語が弱いと分かると途中で通訳が出てきてくれます.

・家具・食器一式:ネットショッピングで.ほとんどAma○○○.住むって大変ですね…

・娘の学校の申請:運よく公立の中でも人気の学校に行けました(公立はお金がかかりません).

・ソーシャルセキュリティナンバーの申請:無いと免許の配達が遅れるようです.

・在留届の申請:ネットでできます.

・運転免許:別の回で.

 

最初はレンジでチンした米を段ボールの上で食べて始まった生活ですが,9月末には大体必要物品が揃い,10月初旬には娘も学校に行き始め,公共交通機関も難なく使え,近所のスーパーに何が売っているかも分かるようになり…留学の基盤が整いました.

つづく.

 

 

 

 

 

 

 

 

ユニオンスクエアもクリスマスモードです.