留学報告⑬ 小林祥先生とパルナサスキャンパス(斉藤公男)

秋田大学医学部附属病院 リハビリテーション科/整形外科の斉藤公男です.2017年9月から島田洋一教授の御高配によりアメリカサンフランシスコ UCSFに留学させて頂いております.現在お世話になっているのはZuckerberg San Francisco General Hospital(ZSFGH)のOrthopedics Trauma Instituteです.

 

今回はUCSF Medical Center @Parnassusについて

UCSFには4つの中核関連施設があります.私の所属しているZuckerberg San Francisco General Hospital(ZSFGH)の他に,UCSF Medical Center @Parnassus,@Mt. Zion,@Mission Bayがあり,それぞれ日本の大学附属病院のような教育病院的な役割を果たしています.それぞれの病院に特色があります.

正面玄関

 

浜松医科大学整形外科で脊椎がご専門の小林祥先生の御高配の下,UCSF Medical Center @Parnassusを見学しました.小林先生はUCSF Medical Center @Parnassus でDr. Vedat Devirenに従事され,研修,臨床研究をされています.データベースの作成などに携わっておられ,既に論文も投稿されているそうです.

UCSF Medical Center @Parnassusには多数の施設があり,規模が大きく,素晴らしい眺望で,図書館の蔵書も豊富です.病院は,手術室と基礎研究の教室が同じ棟にある,研究に有利な構造をしていました.

外来からの風景 天気が良ければゴールデンゲートブリッジも見えます

 

小高い丘の上に建てられた外来棟からはゴールデンゲートブリッジを望むことができます. ちなみに,ここの外来診療はアメリカでよくある,ジーンズなどのラフな格好は禁止されているそうです.

また,脊椎外科は脳外科と整形外科の医師合わせて24人で,手術も一緒に組むことも多いそうです.これはアメリカでもよくあることではなく,珍しいそうです.

このような機会を与えて頂いた浜松医科大学 小林祥先生にこの場を借りて御礼申し上げます.ありがとうございました.

筆者と小林先生

 

つづく