2018年9月7日金曜日、第12回秋田県整形外科RAトータルマネージメントフォーラムが秋田ビューホテルで開催されました。
一般演題では、河野哲也先生と阿部秀一先生から「AORAレジストリーにおけるGolimumabの検討」と「当院における認知症状を有する関節リウマチ患者の治療状況の検討」と題しご発表を頂きました。河野先生からは、AORAレジストリーにおける薬剤の使用状況と実際の治療状況について詳細にお話し頂き、阿部秀一先生からは高齢化がすすんでいる秋田県において認知症を有する関節リウマチ患者さんの実際と治療における問題点についてお話しいただきました。関節リウマチの実際の治療について大変勉強になりました。
特別講演は、慶応義塾大学医学部 整形外科学教室 准教授 二木康夫先生より「関節リウマチ、脊椎関節炎治療の最近の話題-整形外科の観点から-」と題してご講演頂きました。脊椎関節炎の診断から治療、抗TNF阻害剤による軟骨破壊の抑制効果、さらに12例の単関節炎の患者さんの治療経過とその効果について詳細にご講演いただきました。診断や治療に難渋することもある関節リウマチや脊椎関節炎の治療について、多くの治療例を提示頂き大変勉強になりました。お忙しいところ秋田までお越し頂き、ご講演頂きありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。