IFESS2019(井上純一)

6月24日〜6月28日、カナダのトロントにてRehabWeekの中でIFESS(Annual Meeting of the International Functional Electrical Stimulation Society)が開催されました。秋田からは島田洋一教授をはじめ、松永俊樹准教授、粕川雄司先生、工藤大輔先生、斉藤公男先生、千田聡明先生、畠山和利先生、三浦隆徳先生、三田基樹先生、村田昇平先生、井上がIFESSに参加いたしました。

IFESSは機能的電気刺激(FES)を中心として呼吸器や心臓のリハビリテーションなど広い分野を網羅した学会です。今年はリハビリテーションに関する他の学会も同時開催されており、多数の参加者がいました。

秋田大学からは島田洋一教授が特別講演に招待され、Snapshots of FES in Asian Countriesというセッションで、「Neurorehabilitation With Most Advanced Biomedical Engineering Technology」と題してご講演されました。秋田大学整形外科のFESグループの今までの業績に加え、今後の展望をご発表されていました。ご講演後、島田教授が海外の研究者から質問や記念撮影を求められている姿を見て、FESの分野で秋田大学整形外科の活躍が国際的に認められていることを実感しました。その他にも秋田大学からは、計7演題でポスター発表し、存在感を示せたのではないかと思いました。秋田大学以外の発表においてもリハビリテーションロボットやリハビリテーション機器の分野は発展が目覚ましく、この流れに遅れないようにしなければならないと思いました。

今回の学会を通して、秋田大学のFESは国際的にも評価されており、今後も発展させていく必要があると感じました。今回の経験を活かして、今後の診療、研究につなげていきたいと思います。